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直弥.
リビングのソファで、久しぶりに予定のない休日。スマホをいじっていた颯斗の袖を、 俺はぎゅっと掴んだ。
颯斗.
画面から目を離してこっちを見た颯斗の顔が、 いつもより少しかっこよく見えて、 心臓が跳ねる。最近、お互い仕事が立て込んでて、こういうゆっくりした時間すらなかった。
直弥.
颯斗.
直弥.
喉の奥が熱くなって、声が震える。 自分でも何言ってんだって思うけど、 一度口に出したら止まらなくて。 俺は視線を泳がせながら、 さらに小さい声で付け足した。
直弥.
一瞬の沈黙。 あ、断られるかも、 なんて不安になって顔を上げると、 颯斗が目を見開いて固まっていた。
直弥.
颯斗.
直弥.
颯斗.
颯斗が勢いよく立ち上がって、俺の肩を掴む。 その顔は、なぜか耳まで真っ赤だった。
颯斗.
直弥.
颯斗.
颯斗.
直弥.
腕を引かれて、そのまま寝室へ連れて行かれる。 ベッドに倒れ込むように座らされると、 颯斗が覆いかぶさるようにして 俺の頬に手を添えた。
颯斗.
直弥.
颯斗.
颯斗.
至近距離で見る颯斗の瞳は、 もう完全に「男」の熱を帯びていて。 久しぶりに触れ合う肌の熱さに、 俺は降参するように目を閉じた。
ベッドに押し倒した直弥の顔を見て、 正直、理性が千切れそうだった。
こいつは自覚がないんだろうけど、 さっきリビングで俺の袖を掴んだ時の、 あの潤んだ瞳と赤くなった耳。
あれを見せられて、平常心でいられる男が どこにいるんだよ。
直弥.
直弥が視線を逸らして、 シーツをぎゅっと握りしめる。 その指先までほんのり赤くて、 愛しさが一気に溢れ出した。
颯斗.
直弥.
颯斗.
服の上から胸元をなぞると、 直弥が「ひっ、」と短い声を上げた。
直弥.
颯斗.
直弥.
直弥が少しだけ恨めしそうに俺を睨む。 でも、その瞳は期待で潤んでいて、 俺を誘っているようにしか見えない。
俺は直弥の髪を優しくかき上げて、 おでこ、鼻先、そして唇に、 何度も細かくキスを落とした。
直弥.
颯斗.
直弥.
掠れた声で名前を呼ばれて、 俺の頭の中は真っ白になった。 本当は優しく、ゆっくり……なんて思ってたけど、 もう無理だ。
颯斗.
直弥.
言い終わる前に唇を塞いで 舌を絡ませる。
颯斗.
直弥.
颯斗.
指を深く沈めると、 直弥が背中を大きく反らせた
直弥.
颯斗.
潤んだ瞳で必死に俺を見上げてくる直弥。 その首筋に顔を埋めて、 わざと深く痕を残すように吸い上げた。
直弥.
ゆっくりと腰を下ろしていくと、 直弥が俺の腕を強く掴んだ。 久しぶりの感覚に、お互い言葉を失って 吐息だけが重なる。
直弥.
颯斗.
直弥.
颯斗.
そこからは、自分でも驚くほど余裕がなくなった。 何度も何度も熱い場所を突き上げると、 直弥は声を枯らして俺の名前を呼び続ける。 俺もまた、直弥の肌に自分の形を刻み込むように、何度も何度もその体を抱きしめた。
直弥.
颯斗.
直弥.
颯斗.
直弥.
颯斗.
部屋の中に、湿った音と、 重なり合う熱い吐息だけが響き渡る。 久しぶりの休日は、まだ始まったばかり。 直弥の潤んだ瞳が俺だけを見つめている限り、 この熱が冷めることはなさそうだった。
コメント
2件
最高すぎます!😵💫💗 またなおはややって欲しいです!