テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
149
145
仕事帰り。
冷え切った手。
感覚が薄れた足。
息も凍ってしまいそうだ。
妻や子供たちがぬくぬくしている間、 俺は身を削って仕事をしているのに
家に帰ったら、靴下は裏返しで脱ぐな、とか言われるんだろうなぁ
そんなことを思いながら、小さな屋台に入る
見慣れたおっちゃんが、おでんと 熱々の酒を俺の前に置いた。
頑張った自分に乾杯
心の中でつぶやいて、目の前の汁を吸った大根にかぶりついた。