ジンから話を聞いて
頭のモヤが晴れた気がした
身に付けていた
テヒョンの物を外し
テヒョンの部屋を後にした
自分の部屋に戻り
ずっと握っていた
小瓶を枕元に置いて
ベッドで横になった
フワっと微かに
テヒョンの香りがした
幻想の世界で無い
自分の部屋で
やっとテヒョンの
存在を感じる事が出来た
もう幻覚のテヒョンは
見えない
だけどテヒョンに
お帰りと言われた気がした
涙は零れて
枕を濡らした
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枕を濡らしたまま眠りにつくジミン
その日やっと
熟睡する事が出来た
凄く幸せな夢を見た気がしたけど
思い出せないくらい
それはテヒョンを失ってから
初めての事だった
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その場を去ろうとするユンギ
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ユンギの首筋に噛み付き
血を飲むジミン
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日常が戻って来た
時々たまに
どーしようもなく
寂しくて
テヒョンの部屋に
行くけれど
憎まれ口を聞きながら
テヒョンの思い出話を聞いて
たまに笑って
穏やかで
何も無い
退屈な日々
気が向いたら外に出て
テヒョンと似た格好の人にすれ違うと
目で追ってしまう
そんな生活
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何でもない独り言
気づいたら癖になってた
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誰かがぶつかって来た
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??
??
男A
男A
男B
男C
??
そう言って慌てて逃げる男
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男A
男A
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男A
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男A
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ジミンが指さしたのは
反対の方向
男達はその方向に向かって
走り出した
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コメント
3件
おっと?笑 めっちゃ最高です! 続き楽しみです!