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主
主
主
ある日
いつもなら、緑川さんが鼻歌を歌いながら
清掃を道具を持ってやってくるのだが
この日は違った
ダンッ!
佐々木
佐々木
佐々木
佐々木
その様子をキキ達は離れて見ていた
キキ
ココ
チック
ビガジュウ
ペペ
その時
タック
タックが足元に落ちていた小石につまづいた
ドンッ
タック
タックが男のスタッフとぶつかってしまった
タック
タック
だが、ペンギン達の声は男には分からない
佐々木
佐々木
佐々木
その瞬間
空気が変わった
キキの目が鋭くなり
キキ
キキ
ココは1歩前に出る
ココ
ビガジュウは即座にタックの前に立った
ビガジュウ
ビガジュウ
チックは何も言わずただ静かにタックの背中に庇う
ぺぺはゆっくりと前に出て男を見据えた
大人ペンギンの本気の怒りだった
だが
男の目にはただペンギンが群がってきたようにしか見えなかった
佐々木
佐々木
佐々木
苛立ちをぶつけるように清掃道具を振り上げた
佐々木
ブンッ
キキ
キキ
ココも反射的に動き、タックをさらに後ろへ
ココ
佐々木
佐々木
佐々木
男は再び清掃道具を振り回す
攻撃というより暴走に近い
だがそれでも充分危険だった
大人ペンギン達は一斉に動く
ビガジュウは男の動線に割り込みタックから完全に視界を遮る
チックは無言のままさらに前へ出る
ぺぺは低く構え、仲間の位置を確認する
キキの目は怒りで冴えていた
キキ
佐々木
佐々木
佐々木
佐々木
佐々木
佐々木
キキ
キキ
ココ
ココ
ココ
チック
チック
ビガジュウ
ビガジュウ
ビガジュウ
ビガジュウ
ペペ
ペペ
男の声には鳴き声にしか聞こえない
だが思いを伝えるのには十分だった
その時
館長
館長の目に飛び込んできたのは
清掃道具を振り上げ
ペンギン達を威圧している男の姿
館長の表情が一気に険しくなる
館長
館長
名前を呼ばれた瞬間、清掃道具を落とし背筋をピンと伸ばした
佐々木
館長
館長
館長
佐々木は言葉を失い、ただ震える
館長
館長
そういうと、館長は佐々木の腕を掴み連行し始めた
佐々木
館長
エリアに静けさが戻った
タック
タック
タックはその場にへたり込んだ
タック
キキが素早く前に出て、タックの前でしゃがむ
キキ
チックはタックの背中にまわり抱きしめた
チック
ココはタックの目線に合わせて
ココ
ココ
ビガジュウはタックの頭をクシャリと撫でて
ビガジュウ
ぺぺもそっと近づいた
ペペ
タック
タック
タック
タック
タック
タック
キキ
チック
ココ
ビガジュウ
ペペ
ペペ
タック
2週間後
緑川さん
緑川さん
佐々木
緑川さん
佐々木
あの事件以来、佐々木は完全に頭が上がらない
1週間の自宅謹慎に加え
給料から罰金まで引かれているのだ
キキ
キキ
緑川さん
緑川さん
佐々木は緑川にからビシバシ鍛えられる日々を過ごしていた
案の定、タックはまだ佐々木に近づかない
キキ
キキ
ココ
ビガジュウ
ぺぺも満足そうに目を細める
タックはチックの後ろに隠れているが
少しだけ安心した表情を浮かべた
主
主
主
主
主
主
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