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いいねがバグってる🥲︎1700から2000にしたらまた戻って 2525(にこにこ)にしたらまた戻った、、、は??((( 君。記憶喪失かな?そういう系も好きだけどね(( 今までのは全部妄想混じりだったってことかしら?
あったことがないけど、お花あげる、、うぇ?(ᯅ̈ )
しおん / 今回も語彙力(?)表現力(?)がめっちゃ心にグッとくる…泣 テスト&持久走お疲れ様です.ᐟ 次の投稿待ってます.ᐟ
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人は、
大切な人を、
大切すぎる人を、
守る為だったら。
「生きる指標を失える」
って
そう思っていた。
『過去の僕がそうだったから。』
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14.僕の世界と君の未来
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初めて君と出会った場所は、
青い光に包まれた路地裏だった。
壁に座り込む傷だらけの男の子。
僕は不思議に思った。
ここは繁華街。しかも夜。
ふと、
と、掠れた声で彼が呟いた気がした。
「うり」って子が誰なのかは知らなかったけれど、
これだけは分かった。
君が過去の僕に似ていたから。
『彼には大切すぎる人が居る。』
と、彼の顔を覗き込んだ。
……え。
彼の瞳を見て驚く。
この少年は今にも消えてしまいそうなのに。
彼の瞳には、世界が広がっていた。
生きることを諦めていなかった。
少年は足掻いていた。
過去の、 「大切な人のために生きることを諦めた僕」 とは違う世界が広がっていた。
過去の僕とは、似ても似つかない表情だった。
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僕の思想が崩れる音がした。
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第十五話⇒♡2,000