ポオ
「リクエストが来たから亦この連載復活だぁ!!」
ポオ
ポオ
乱歩
ポオ
乱歩
ポオ
ポオ
乱歩
ポオ
乱歩
乱歩
乱歩
乱ポオ気味 でもポオ乱だよ 地雷さんバイバイ~
我輩はエドガー・アラン・ポー 愛称はポオなのである
我輩は今とても苦戦している
そのお陰一睡も出来ず机に置いてある原稿とにらめっこ
手には汗で万年筆はベタベタと濡れている
今回乱歩君に頼まれた用件は
『新しい推理小説書いといてね~』 『依頼された事件で使うから何時もより少し力入れてね~』
そしてそう云われると部屋に一人悲しく残された
独りは慣れっこだから
別にどうってことない
でも少し淋しいのである
何時も暇な時良いタイミングで組合のメンバーが遊びに来たり紅茶を持ってきてくれたりする
今や組合は壊滅、相手にしてくれるのは興味が湧く推理小説と恋人の乱歩君、唯一の友人小栗虫太郎君くらいだ
でも最近は推理小説を読む気力も無い
乱歩君も依頼で多忙、虫君は御都合の友人さんと喧嘩し乍も楽しそうにしている
邪魔をするのも烏滸がましく最近は原稿と万年筆と共に生活している
ポオ
余りの退屈と憂鬱さで大きな溜息が漏れる
机から少し離れた前の処にある背より大きな扉に眼を向けてみる
揺れもせず、開く事を知らなそうに静かな扉
そして亦大きな溜息を漏らす
ポオ
そして持っている万年筆で小さな紙にこう記す
_________________ 気分転換に街に 行ってくるのである Byポオ _________________
久し振りに動かす足を曲げて先刻迄静かな扉に一音立てる
ポオ
目眩や頭痛がする
賑わった街に飲まれ少し空いたショッピングモールに逃げ込む
其の場に蹲り頭を抱え、街の方に眼を向ける
お洒落な服を身に纏い、何故か高いヒールを履いている女性
今の流行りが何かとは判らないが淡い色に染まったトレーナーを着て女性に向けて微笑み掛ける男性
所謂カップルというものだ
我輩と乱歩君は本当に恋人なのだろうか
街中を行き交うカップルを見ているとそう思えてくる
こんな事ならば街に出なければ良かった
そう後悔する──
その頃乱歩は──?
乱歩
乱歩
乱歩
駄菓子の糟が付いた袋を国木田に見せて云う
国木田は直ぐに近くの戸棚に動き中を確かめる
国木田
国木田
国木田は眼鏡をクイッと上げてそう僕に云った
乱歩
乱歩
太宰
そして探偵社の扉を開けて外に出る
太宰
太宰はパンパンの袋を両手に複数ずつ持ち乍そう問う
乱歩
そう返答すると太宰はニコッと微笑む
太宰
乱歩
そして少し空いた街中を歩いて行く
太宰
太宰
乱歩
歩いていると太宰が立ち止まって僕の袖を掴んむ
そして見知らぬ路地を指差した
太宰
太宰が指差す先に居たのは狭く薄暗い路地に蹲り淋しそうにしている見慣れた人物だった
眼が隠れる程の長い前髪そして男性にしては珍しい長髪
度々見える隈が薄らぐ目元はとても綺麗だ
そう其の人物は恋人のポオ君
乱歩
乱歩
乱歩
太宰
乱歩
太宰
そして太宰は何かを察したのかその場を去った
ポオ
今日で何回したか不思議な程多く出た溜息に呆れが生じる
我輩は退屈と憂鬱に押し潰されそうだった
乱歩
ポオ
俯いていると横から肩を押された
おまけに耳に入った大きな声で心臓が飛び出る様だった
横を見ると恋人の乱歩君が居る
乱歩
乱歩
ポオ
ポオ
急な状況に頭が追い付かず困惑する
乱歩君は意味深な笑顔をしていて少し疑問を抱く
乱歩
乱歩
そんな事を浮かべていると乱歩君は急に真剣な表情に一変する
何時も閉じている瞼を大きく開けて我輩を直視していた
ポオ
乱歩
乱歩
乱歩
ポオ
関心し乍も乱歩君の腕を掴んで邸迄引っ張る
どさっ
乱歩君の小さな身体を寝台に押し付ける
乱歩
ポオ
乱歩
ポオ
乱歩
ポオ
乱歩
ちゅっ、
乱歩
ぷはっ
ポオ
ポオ
乱歩
ポオ
乱歩
end
枕
枕
枕
枕
枕
はーと↩600
コメント
13件
最高だぁぁぁぁぁぁリクエストでドス乱か福地の方の福乱やって欲しいです!!!
乱ポオでも全然いけるな✨( ・`д・´)キリッ