君の友達ランキングだったら
私は1位なのかな?
だったら
「親友に抱く感情が好きに近い」
これがホントだとすれば
君は私のことを……
また同じ"タラレバ"を繰り返して
"友達"という肩書き背負って
何とかギリギリ君の隣にいられるんだ
…何かしらの間違いでいい
…私の彼氏(もの)になってくれないかな
忘れさせてもくれなくて
むしろ忘れたくなんかないって
体でも頭でもない心が言うのです
だからもう
困らせてよ
倖大
伊月~!
苦しくさせていてよ
倖大
伊月~?聞こえてる~?
…そんなふうに優しくしてよ
倖大
伊月!
伊月
うわっ!
伊月
びっくりした~
倖大
さっきから何回も呼んでたけど!?
倖大
どうしたの?なんかあった?
なんにも知らないくせに
そんなこと言わないでよ
「他でもない君でこんな始末になってるのに」
なんて言える訳もなくて
またいつもと同じ顔で言う
伊月
なんでもないよ!
倖大
そっか!
倖大
なら良かった
歩未
こ、倖大くん!
倖大
ん?
歩未
ちょっと…いいかな?
倖大
??
そんなことばっかり考えていること
君が知るのはいつになるのかな?
名脇役はこれで終わりです!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!







