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あこ

お姉ちゃんっ!!

たお

あこ、、。

たお

お久しぶりー。

あこ

だ、大丈夫なの??

あこ

今お母さん先生とお話してる、、。

あこ

お姉ちゃん、、。

あこ

やっぱりちゃんと手術した方が、、。

たお

、、何にも知らないくせに。

たお

手術手術って言わないでよ。

あこ

え、、。

あこ

ご、ごめんね、、。

あこ

で、でも、、。

あこ

お母さんも心配してるし、、

たお

何、

たお

お母さんのために手術しないといけないの?

たお

他人のために頑張りたく無いんだけど。

あこ

そういう意味で言ったんじゃないよ、、、。

たお

(やば、言い過ぎた。)

たお

ごめんごめん!

たお

ちょっときつく言い過ぎたねー。

あこ

お姉ちゃん、、

あこ

ううん!

あこ

全然大丈夫!!

お姉ちゃんはたまに凄く怖くなる。

今日はそうでも無かったけど、

いつもは優しいのに、

こうなると終わるまで話を聞いてくれなくなる。

あこ

、、。

お母さん

たお、

お母さん

大丈夫?

たお

うん、

たお

ちょっと症状が出ただけだから。

先生

失礼します。

先生

お母様

先生

この書類に記載が欲しいのですが、、。

先生

それから、

先生

症状についてお話がありますので、、。

お母さん

あ、はい。

あこ

、、、。

たお

あこ。

あこ

な、なに?

あこ

お姉ちゃん、、。

たお

そこの本とってくんない。

あこ

あ、いいよ!

たお

今さーマジイライラしてんだよねー

たお

彼氏が別れようとか言うし、

たお

あこはもちろん作って無いよね?

あこ

えっ、、?

あこ

(どうしよう、、。)

あこ

(言おうと思ってたのに、、。)

あこ

(でも、、イライラしてるお姉ちゃんにそんな事言ったら、、。)

あこ

(嘘つきたく無いよ、、。)

あこ

、、。

あこ

そ、そんな事よりさ

あこ

お母さんがお姉ちゃんのために好きな雑誌買ってきたって言ってたよ。

あこ

これ。

たお

お、

たお

さんきゅ。

スマホがなっている。

あこ

ご、ごめんお姉ちゃん。

あこ

ちょっと出てくるね。

カルマ

通話終了

通話
04:09

カルマ君からだった。

さっきチャットでお姉ちゃんが倒れてしまった事を伝えたので、

そろそろ落ち着いていると思い連絡をしてくれた。

あとはちょっと関係ない話もしちゃったり、、。

私的には凄く楽しい4分間だった。

あこ

うん!

あこ

ま、またね、、。////

あこ

ごめんお姉ちゃんー。

たお

誰と電話してたの?

あこ

(、、もういいや。)

あこ

(カルマ君の事好きなのに隠すなんて変だし。)

あこ

カルマ君だよ。

たお

誰。

あこ

(こ、怖い、、。)

あこ

(どうしてそんな風にするの、、。)

あこ

同じクラスの人でね、

あこ

、、今付き合ってるの、、。////

たお

、、は。

たお

今すぐ別れて。

あこ

え?

たお

今すぐ別れろって言ってんの。

たお

聞こえない?

たお

あこには早いよ。

たお

だからダメ。

たお

わかるでしょ?

たお

お姉ちゃんの言ってる事が正しいんだってば。

たお

妹のあんたが付き合ってんのに、

たお

いつも苦労してるお姉ちゃんは付き合えないとか。

たお

あり得ないでしょ。

あこ

そんなの無理だよ、。

あこ

裏切れるわけないよ。

たお

いい加減にしてよ。

たお

あたしが電話してあげる。

お母さん

入るわよー

たお

、、。

お母さん

、、どうかした?

たお

いや別に?

たお

ね、あこ。

あこ

、、、。

あこ

、、うん、、。

カルマ

あこちゃん今日元気ないね。

カルマ

大丈夫?

あこ

え?

あこ

あっ、大丈夫!

あこ

何にもないよ!

カルマ

あこちゃんこっち向いて?

あこ

、、。////

カルマ

、、本当に何にもない?

あこ

、、な、なんにもないよ、、。////

カルマ

嘘。

カルマ

言ってよ

カルマ

僕にそこまで言いたくない事?

あこ

、、。////

あこ

言いたくは無いけど、、。

あこ

隠し事はやだから言うよ、、。

カルマ

あー、

カルマ

昨日言ってたお姉ちゃん?

あこ

そう、、。

あこ

昔から私に厳しいと言うか、、。

あこ

ライバル心があるみたいで、、。

あこ

それはいいんだけど、

あこ

自分が上じゃないと納得しない、、みたいな。

あこ

あっ、普段は優しいよ!

あこ

たまに一日そう言う日があるの、、。

カルマ

なるほどねー

カルマ

僕が会うのはダメ?

あこ

みんな良いって言うと思うけど、

あこ

そ、その、、。

あこ

カルマ君かっこいいし、、。////

カルマ

知ってる。

あこ

生意気って言われるかも、、。

あこ

(自分で言うの w)

カルマ

突っ込んでくれない?

カルマ

僕めっちゃ自惚れしてるみたいやん w

あこ

そうだね w

授業中、、。

カルマ

や、やばい、

カルマ

血貰うの忘れた。

カルマ

ねね、

カルマ

ちょっと頂戴。

あこ

こ、ここで?////

カルマ

手貸して。

あこ

、、。////

私は黙って手を差し出す。

カルマ

声出しちゃダメだよ。

あこ

、、、、。////

あこ

(痛いっ、、!!)

あこ

〜〜!////

私は必死になって声を抑えた。

血だらけになった人差し指。

とんがったものが刺さったであろう三角型の傷が、

横に二個付いている。

私とカルマ君だけが一番後ろなので、

今までの行為は見えていないし、

声もだいぶ小さくした。

あこ

、、泣、、。

カルマ

ごめんごめん。

カルマ君は泣いちゃった私を慰めるように、

頭を優しく撫でてくれた。

カルマ君の噛んだ跡。

この様子じゃかなり目立った傷になっているだろう、、。

ちょっと恥ずかしいな。////

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