コンコンコン、
九井)りんどー
九井)渡したい物があるから入るぞ
九井 一
りんど、
そこにはベットの隅にそっといる竜胆が
九井 一
りんどー?
灰谷 竜胆
((顔を上げる
九井 一
ほらこれ
灰谷 竜胆
!?
バッ(布団から飛び出る)
ギュッ
灰谷 竜胆
兄貴、
九井 一
((微笑む
九井 一
大事にしろよ
灰谷 竜胆
うん!ココありがとう
((満面の笑みを浮かべる
((満面の笑みを浮かべる
九井 一
!?(やっぱり蘭がいるんだ、)
九井 一
(蘭がいて竜胆は笑うんだ)
灰谷 竜胆
でもこんなに綺麗にどうしたの?
九井 一
武臣が綺麗にしてくれたんだ
灰谷 竜胆
そっか!お礼言わないと、!
九井 一
じゃあ、俺は戻るな
九井 一
飯出来たら呼ぶから来いよ
灰谷 竜胆
うん!
九井 一
首領、
佐野 万次郎
?
鶴蝶
竜胆どうだった、?
三途 春千夜
、、、((黙り込む
九井 一
やっぱり竜胆には蘭が必要です
九井 一
蘭がいて竜胆がある、
九井 一
蘭が居るから竜胆は笑うんです
鶴蝶
!?
佐野 万次郎
!?
三途 春千夜
!?
九井 一
俺が蘭を見せた時、
九井 一
ベットから飛び降りて蘭に抱きつきました
九井 一
その瞬間竜胆が笑ったんです、
九井 一
全力の笑顔で
九井 一
それで、((目から涙が零れる
佐野 万次郎
そうか、((手で顔を覆う
鶴蝶
((零れた涙を指で拭う
三途 春千夜
((零れそうな涙を隠す
九井 一
俺達じゃ
蘭の代わりになれない、
蘭の代わりになれない、
九井 一
グスンッとりあえず飯用意するな、
佐野 万次郎
頼む、
数十分後、、、
九井 一
竜胆ー!ご飯できたよー
灰谷 竜胆
はーい!
灰谷 竜胆
兄貴ここね!
灰谷 竜胆
((蘭を椅子に座らせその上に座る
佐野 万次郎
!?
鶴蝶
ッ、、、
三途 春千夜
、、、
九井 一
、、、
灰谷 竜胆
いただきまーす!
灰谷 竜胆
あのね!兄貴
佐野 万次郎
、、、
三途 春千夜
(やっぱり、、)
鶴蝶
(どーしたらいいんだよ、)
九井 一
(竜胆、)
灰谷 竜胆
ごちそーさまでした!
灰谷 竜胆
ココありがとう!
灰谷 竜胆
部屋戻るね!兄貴行こ!
バタンッ、
佐野 万次郎
、、、
三途 春千夜
あれどーすんだよ、
鶴蝶
本人は嬉しそうだけど
九井 一
完成に蘭として扱ってるな、
佐野 万次郎
(竜胆、)
佐野 万次郎
少し様子見るしかないか、
九井 一
ですね、
鶴蝶
グッ、((涙を堪える
三途 春千夜
(だから、初めから)
数週間後
竜胆は完全に蘭のことを
兄貴として扱うようになった
話しかけたり、一緒に寝たり
一刻も早く言わないといけないのに、
あまりにも竜胆が不憫に思えて
誰もいいだせなかった
今の竜胆から蘭を奪ったら
今度こそ竜胆が壊れる気がしたから
三途 春千夜
なぁそろそろ言い出さねぇか?
九井 一
そしたら竜胆が
バンッ
三途 春千夜
いい加減にしろよ
三途 春千夜
あのままだと竜胆が可哀想だろ
三途 春千夜
蘭も救われねぇ
鶴蝶
、、、
佐野 万次郎
でも竜胆が壊れたら
三途 春千夜
それこそ俺らの役目じゃなんですか?
三途 春千夜
俺らは蘭の代わりに竜胆を守ることは出来ねぇ
三途 春千夜
出来ねぇから他の出来ることはしねぇとだろ?
鶴蝶
!そーだよな
九井 一
俺らが弱気なんてダメだな
佐野 万次郎
俺に考えがある、
佐野 万次郎
俺らより蘭の方が影響が強い、だから
それで行こう
佐野 万次郎
じゃあ明日作戦実行だ
九井 一
うっす
鶴蝶
はい
三途 春千夜
うーっす
俺らで竜胆を救い出す