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#何でも許せる人向け
ゆっきーな
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灰猫
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一方、人混みに流されたまふゆは、園内の隅にある寂れたベンチに座り込んでいた
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
まふゆ
レン
まふゆ
レン
まふゆ
達成感は消え、ただ「自分という輪郭」が人混みの中で削られ、消えていくような感覚
レン
まふゆ
レン
レン
まふゆ
あれは、母と2人で遊園地に来たときの出来事だった
かつてこの場所で、まふゆは母の手を離し、世界が真っ暗になるような恐怖を味わった
まふゆ
まふゆ
まふゆの母
母はまふゆに抱きつく
まふゆ
まふゆの母
まふゆの母
まふゆ
まふゆの母
母はまふゆの腕を握る
まふゆ
まふゆ
まふゆ
しばしの沈黙が、2人の間を通る
まふゆ
まふゆ
レン
まふゆ
レン
レンはそっとまふゆの手を包み込む
レン
レン
まふゆ
レン
まふゆ
咲希
レンの言葉に導かれるように顔を上げると、そこには必死の形相で自分を探し、名前を呼ぶ3人の姿があった
レン
レンはそっとセカイに帰る
咲希
咲希がまふゆの肩を抱き、震える手でその手を握りしめる
彰人
類
まふゆ
怒られると思った。失望されると思った
けれど、みんなから伝わってきたのは、ただ純粋に「あなたがここにいて嬉しい」という安堵だけだった
まふゆ
咲希
彰人
咲希
まふゆ
類
まふゆ
まふゆ
まふゆの言葉に、3人は力強く頷く
嘘をついて手に入れた時間は、罪悪感だけではなく、確かな「体温」をまふゆに残した
この温もりがあれば、また明日から「良い子」の仮面を被って、母の前に立てる気がした
4人が手を取り合ってゲートへ向かう後ろ姿を、志歩は拳を震わせながら見送っていた
たまたまフェニランに来ていた志歩は咲希達を見かけ、跡を追っていたのだ
志歩
志歩の知る咲希は、もっと無邪気で、もっと眩しい太陽のような笑顔だった
今の咲希が見せた笑顔は、どこか諦めを含んだ、夜に咲く月見草のような儚い美しさ
志歩
志歩
志歩の瞳に、救いという名の「拒絶」が色濃く宿る
彼女の中で、咲希を奪還するためのカウントダウンが始まっていた