シアル
ゾム、おはよう
zm
シア〜!!今日も眠そうやん、また夜更かししたんか?
欠伸をしながら挨拶をしたからか、疑いの目を向けてくる幼馴染のゾム。
シアル
してないしてない、肌荒れちゃうし…寝坊したらゾムと一緒に登校できないし
zm
そーやで!だからマジで寝坊も夜更かしもせんといてや
「俺、シアと一緒に登校できるの楽しみにしとるんやで?」
なんてニカッと笑いながら言われてしまえば、夜更かしをする気になんてなれない。
シアル
…うん、私もゾムと2人きりになれるから、この時間好きだよ。
そう返せば照れくさそうに笑う彼。
zm
そおか…んふ、お揃いやな
シアル
ゾムも好きなんだ、ふふ。お揃いだね
朝は嫌いだけれど、彼と2人ならそれも悪くない。
zm
…なあ、シア。もう少しだけ、もう少しだけゆっくり歩かへん?回り道でもいいし、な?
悪いことを企む時と同じ声色でコソコソと話しかけてくるゾム。
シアル
…いいね、私も同じこと考えてた。ちょっと寄り道しちゃお?
zm
そう来ないとな!
2人で悪巧みする時間ももちろん大好きだ。
私の手を掴み、走り出す彼の背中はいつ見ても追いかけたくなる。
zm
あそこのカフェのモーニングめっちゃええんよ、どうせならシェアせえへん?
シアル
その話乗った、私ドリンクも頼んじゃお〜っと
ゾムの提案で、私たちは近くのカフェで甘いパン1つと冷たいドリンクを飲んで時間を潰すことにした。
まだ早朝だから人はほとんど居なくて、店内はほぼ貸切のようなもの。
久しぶりに2人きりの落ち着いた場所で話した気がして、とても心地いい感覚に陥る。
もっと、もっと彼との幸せな夢が見たい。






