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チッ チッ チッ...
6月28日 : 雨 梅雨の時期だから天気はまた雨、気分は憂鬱。 今日も、学校でひとりぼっちだった。 話しかけたってどうせ誰も反応してくれないし、もう諦めることにした。 誰も私に興味が無い。1日の唯一の楽しみって言ったら、学校で飼ってるウサギを撫でる事くらい。
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ペンを置いて、ノートを閉じて、 思い切り伸びをした
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時計を見ると、時刻はもう21時を 回った頃で、辺りは闇に覆われていた
私がこうして日記を書き始めたのは、 つい最近の事だ
ろくでも無いことばかり 書いているけれど
こうして書いているとこの日記帳が、 嫌な事を全部吸い取っていってくれている 気がする
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ふと、部屋中を見渡してみた
物の少ないこの部屋
中学一年生で突然、私は親に捨てられて
支援してくれる訳もなく、生活費なんてもってのほかだった
今は祖父母からの仕送りと、バイトの給料だけでなんとか生活しているけれど
結局、親が私に金を寄越せとねだるものだから、 自分の為にお金を使えることなんてほとんどない
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眠くて眠くて仕方ないけど、寝て しまったらすぐに朝が来る
大嫌いな朝が
だけど、寝なくたって朝は来るし
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こっち来んなよ、気持ち悪い
わざわざ無視してるんだからさぁ、 いちいち話しかけないでくれない?
正直さ
お前の性格までちゃんと知る前から
苦手だったんだよな笑
なんかぼっちだったから?
仕方なく話し掛けてやろっかなーって笑
性格までちゃんと知る前から?
適当なこと言いやがって
なんで、私の中身知った気になってんの
私は独りのままでもよかったのに
最初から嫌いなら、話しかけて来ないでよ
でも
少しだけ期待しちゃってたのは
事実なの