ザァー ザァー…
波の音、潮の香り まだ入るには冷たい海。
朝日が昇るこの静かな時間が 私は好き。
たまにふと蘇る 小さい頃に溺れた記憶をー…
あの時 私を助けてくれたのは 一体誰だったんだろう?
そんな事を考えながら 朝日が昇っていく海を 私は眺めていた。
ガチャ
お母さん
七海
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
七海
自分の部屋に戻り 新しい制服に袖を通す。
これから新しい生活が始まるのかと思うと 段々わくわくしてきた
鏡の前で身だしなみを整えていると 外から声が聞こえてきた。
涼太
涼太
七海
涼太
涼太
七海
ドタバタ
急いで朝ご飯を食べて準備を済ませる。
ちゃんと朝ご飯は食べないとね! 腹が減っては戦は出来ぬっていうし…!
七海
七海
お母さん
七海
急いで準備を済ませて 外に出ると
家の前で涼太と蓮が待っていた。
蓮
七海
七海
涼太
涼太
ギクッ
七海
蓮
涼太
七海
そんな他愛もない話をしている内に 今日から入学する高校へと辿り着いた
学校に着くとアナウンスが流れていた。
先生
先生
先生
先生
先生
(クラス分けか… なんだかドキドキするなぁ…)
蓮
涼太
七海
蓮と涼太と別れて クラス分け表を確認しに行く
(誰か仲良い子と同じクラスでありますように〜!!)
2話へ続く
コメント
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これから楽しみにしてます!