瑞
ごめんらんくん 、
瑞
一生のお願い っ !
瑞
家のどっか見つからない場所に隠れて下さい っ … !
桃
浮気ですか ? 旦那様 。
瑞
違うよぉ っ !
瑞
今日義兄さんが来んの っ !
瑞
彼奴は絶対に弄ってくるからやだ !
桃
まさか … 、兄弟で不倫を ?
瑞
その発想力の豊かさは一旦置けよ !
瑞
とにかく 、見つからない場所に隠れて … 。
桃
じゃあ旦那様のべっどにします 。
瑞
なに誘ってんの ?
桃
旦那様の発想力も豊かですよね 。
紫
邪魔すんで ~ 、
瑞
邪魔すんなら帰れよ年齢=独身クソじじぃ 。
紫
一つ言ったら10倍で返す癖直せよ
瑞
お前だけにしかしてねぇよクソじじい
紫
まだ36だわ
瑞
充分老けてんだろ痛いぞ三十路
紫
そろそろこの会話やめん ?
瑞
これはお前が始めた物語だろ 。
紫
進撃の◯人ネタやめろや 。
紫
てかお前俺の名前呼べよ
瑞
呼びたくないわ三十代後半 。
紫
そろそろお前ド突くぞ 。
瑞
ド突き返すわ阿保 。
紫
てかお前彼女できたん ?
瑞
そろそろ自分のデリカシーの無さを自覚しろよ 。
紫
だったらお前はその口の悪さを自覚しろよ 。
瑞
自覚してっからお前にしか使わねぇんだろうがなめとんか 。
瑞
てかなんでいきなりこさめの家来るって発想になんだよ 。
紫
いや最近家に髪長い奴連れ込んでんじゃんか ?
瑞
なんで見てんだよきめぇぞお前 。
らんくん髪括ってるから女の子と勘違いされたんか 。
てかなんで此奴らんくん家に入れてんの知ってんの ?
瑞
こっっっわ 、
紫
なんで ?
数時間後 。
桃
旦那様 … 、。
桃
まだでしょうか 。
がちゃ 、
桃
旦那様 っ !
瑞
ごめんねぇ 、
瑞
ちょっと長引いちゃった 。
桃
あの人 、誰だったんですか ?
瑞
いるまっていう 、こさめの義理のお兄ちゃん 。
桃
いるま 、ですか 。
桃
貴方は私を救えますか ?
紫
保証はできない 。
桃
そうですか 。
紫
お前さ 、苦しくねぇの ?
紫
愛も 、苦しみも 、
紫
何もない感じないのに 。
紫
それで生きてて 、
紫
なんの意味があるんだ 。
桃
… さぁ 、私はただ 、
桃
誰かに教えて貰いたいのです 。
桃
愛情でも 、なんでもいいんです 。
桃
いるまさんは助けてくれますか ?
紫
… 考えとくわ 。
桃
嗚呼 、彼の方ですか 。
瑞
会ったことあるの ?
桃
いえ ? 初めて聞きました 。
瑞
そっか 。
瑞
ん ~ 、ストレス溜まった 。
桃
お休みになられますか ?
瑞
らんくんのこと抱き締める 。
瑞
癒して ~ 、
桃
私癒しとかわかんないんですけど 。
瑞
らんくんは動かなくてい ~ の 。
ぎゅぅう … 、
桃
旦那様身長高いですよね 。
瑞
4cmしか変わんないけど 。
桃
なんか 、包まれてる感じがします 。
桃
安心するんです 。
桃
… 何故でしょうか 。
瑞
らんくんが分かって来たって証拠だよ
桃
… うれし ~ です 。
桃
旦那様色に染まっている気がして 、
瑞
こさめも嬉しいな 。
どんなことでも教えてあげる
だから 、
瑞
… こさめから離れないで 、
やっと 、見つけられたから 。
瑞
大好きだよ 、らんくん 。
桃
私もです 。
星みたいに光るだけでいいから
そこにいるだけでいいから 。
ずっと一緒に居たい
カナ
風邪ひいた 。
神髄 玩恋
何度なん ?
カナ
39.7 。
神髄 玩恋
寝ろよ 。
カナ
休む訳にはいかない 。
クリエイション
休めなのじゃ 。
カナ
学校は休んでるからいいだろ 。
神髄 玩恋
そういう訳じゃないんよ 。