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私の家は豪邸で両親と姉の三人で暮らしていた
周りの印象はいったって普通の家族、喧嘩も小競合いもない仲の良い家族
確かに私以外はそうだった
両親は姉をとても可愛がっており、私はどうでもよかった
だから私は家を出た
昂夏
昂夏
ドタッ
昂夏
私は落ちていた石に躓き濡れたコンクリートの上に倒れ込んだ
昂夏
電車賃だけを持ち家を出た私は住居から二時間以上かかるような町に辿り着いた
昂夏
男
何分位経っただろうか そんなことを考えていたら男に声をかけられた
昂夏
彼は私が小学生の頃、高校生でよく遊んでいたお兄さんだ
足枷
昂夏
足枷
昂夏
そのまま力強い手に引かれて彼の家に来てしまった
昔はよく遊びに行っていたが彼の両親が他界してからというもの、気まずくなってしまうので合っていなかった
ガチャ
足枷
昂夏
足枷
彼には私と同い年の弟と二個下の妹がいたはずだった
足枷
祖母
足枷
祖母
足枷
斗真
桐生
祖母
足枷
足枷
昂夏
私が羨ましがっていたこの家にはもう四人もいなくまってしまっている
足枷
昂夏
足枷
足枷
昂夏
足枷
昂夏
足枷
昂夏
昂夏
昂夏
昂夏