テラーノベル
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もうあまり時間が無いんだ。
僕が僕でいられる時間には 限りがあって、
それまでに探し出さないと、 それまでに見つけ出さないと
きっと僕は僕で無くなり、
僕であること忘れてしまう。
好きな事が好きだった事になり
見た夢や、感じれた色や音も 全て僕から遠ざかり
いつの間にか「僕」という人間は消えてしまう。
だからその前に、 そうなってしまう前に。
また夜が明ける。
はっきり見えていたものは もう掠れつつあり、
感じれた色や音も、 薄れてきている
何を探しているのか 何を探していたのか、 もう分からない。
ただ早く、早くと、 焦りだけが募っていくばかり。
繰り返しの中で何かが 掠れ、薄れ、 消えていく気がした。
幸か不幸か、きっと こんなふうに思うこの感覚すらもう、時間の問題なんだろうか
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