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『5時40分1年A組に来てください。』

るい

早起きして早く学校に来て、
この文を書いた1切れの紙を
君の机の中に入れた。

るい

心臓がもうドキドキしている。

るい

でもこの片想いは今日で終わらせる

るい

るい

待ちに待った放課後。
心臓がうるさい。

るい

吐きたいくらいに苦しい。
熱が集中してる。

るい

でもこれがきっと

るい

「恋」というものなんだろうな。

るい

俺の心が、身体が、俺自身が、
君のことが好きだって叫んでる。

るい

俺は伝える。いま君に。

るい

「届けこの想いよ」

るい

俺はそう呟いてドアを開ける。

るい

中には君がいた。

るい

ゆっくりと君は振り向く。
長い髪が揺れる。
綺麗だなって思った。

るい

君はいつもと変わらない笑顔で
俺を見る。

るい

君のところまで歩いていく。

るい

俺は君の目を見て言う。

るい

今まで思い続けた君に。

るい

3年間の片思いをありがとう。

るい

「俺は君の事が━━━…。」

『5時40分1年A組に来てください。』

りな

今日学校に来ると私の机の中に1切れの紙が入っていた。

りな

誰が書いたのかな。
告白だったりして笑

りな

なんて事を考えてる内に放課後になった。

りな

なんだか時間が経つのが早かったな

りな

私はその場所に向かう。

りな

教室にいたのは私だけだった。
まだ5時20分。あと20分かー。

りな

2年ぶりに来た教室は何も変わってなかった。懐かしいな。

りな

そーいえば彼とずっとメモ用紙で喋ってたな。

りな

1年間ずーっと隣だったなー

りな

懐かしくて愛おしい思い出が蘇る。

りな

その時だった。

りな

ドアが開いた。

りな

開けたのはかつてこの教室で、
1年間隣で過ごした君だった。

りな

君は私のところまで歩いてきて
止まった。

りな

視線がぶつかり合う。

りな

私の目を見て言う。

るい

「俺は君の事が━━━…。」

2年前…

るい

桜の季節だった。
今日は入学式だ。

るい

ようやく中学生になれる。

るい

新しい制服を着て、
アイツらと一緒に登校する。

さき

おは!

こうた

…ぉはよ

るい

おはよー

さき

いよいよ中学生だー

るい

おー。やっとだな!

こうた

高川、朝からうるさい

さき

え、私だけなの?笑

こうた

うん

さき

それはひどくない!?

こうた

ま、元気な所がお前のいいところだけど

るい

お前ら付き合って1ヶ月なのに全然リア充って、感じしなーい笑

2人は照れた

るい

しばらくして学校についた。

入学式終了

るい

眠かったな

るい

明日からは教室で過ごすのか。

るい

誰と近くなれるかなー

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