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生まれてから罵声だけを浴びせられて

心はどんどん荒んで行く気持ちって皆分かる?

友達も居るには居るけど、

みんな本当の友達だなんて思っていない

友人

あいつ本当使えるわWW

友人2

わかる!

友人2

でもさ、ちょっと生意気じゃない?

友人2

この前私が夕次好きなんだ、って言ったら何あの距離!

友人2

ちょっと可愛いからって調子乗るんじゃないわよって

友人

ほんとほんと、それにさこの前…

私に気づかず進んでいく会話

その瞬間に悟った

私は道具なんだと、

それからは友達を作っていない

だって居ても居なくても一緒だし

その日からあれだけ出ていた涙はでなくなり、

薄っぺらい笑顔が私の装備になった

お前なんか生まれなければよかったのに!!

いつもの母からの罵声を聞き流し、その態度に母が苛立ち私に暴行を加える

いつものパターンに私は半ば呆れる

そんなとき父は現れた

いつも遊び呆けている父が帰るのは珍しい

だが、先程まで荒れていた母が急に黙る

何故って?父はDV男なのだ

次の瞬間に血が流れ…

血が流れてる?

父が持っているのは包丁だった

まぁ、そのあとは簡単に想像ができる

母が殺され私も死ぬ

予想どうりそうなったし、特に恨みもない

だってこの世界からいなくなれるんだもの

これ以上嬉しいことはない

暗くなる意識の中で、ふとあることに思いを馳せる

そういえば、誰かに名前を呼ばれるなんて今までなかったな…なんて

この作品はいかがでしたか?

65

コメント

2

ユーザー

あんがと~!今日作るから👍

ユーザー

いい作品じゃった~( *´꒳`* )次回も楽しみにしてるね!(*`∀´*)

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