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すたーてぃん

ある日の屋上

ゆあん

あ〜、疲れた

のあ

!ゆあんくん?

ゆあん

先輩、?

のあ

屋上、きてたんですね

ゆあん

はい、

数日前に告白してくれた後輩のゆあんくん。少しだけ気まずい。

のあ

(はぁ、)

気持ちが少しだけ重くて、何かを話そうにも言葉が出てこない。

告白に相当びっくりしたらしい

のあ

(何か話題ないかな)

ゆあん

のあ

あ、あの、ゆあんくんはさ

ゆあん

はい

ゆあん視点

俺は「あの人」がいることがわかって今日も屋上をおとづれる

さも偶然であったかのように、先輩に会う。

いつもより先輩がぎこちないのはきっと俺が告白をしたせいだろう。

ゆあん

(ま、おろおろしてるとこも可愛いからいいねどね)

のあ

のあ

ゆあんくんは、

ゆあん

はい

先輩の声が震えてる。緊張しているというサインだ。

なにか聞かれるのだろうか

のあ

ど、どうして私なんかを好きなんですか?

ゆあん

あまりにも予想外な質問だったため俺は目をぱちくりさせた

のあ

あ、答えたくなかったら大丈夫だよ

のあ先輩が気まずそうに俺から視線を逸らす。

避けられてしまってるのだろうか。

これを話せば先輩に少しは楽になるかもしれない

ゆあん

かと言って俺が先輩を好きになった出来事を言ったとして、先輩がそれを覚えてなかったら気まずいし死にたくなってしまう

どこから話すべきか、

〜回想〜 ゆあんが中等部一年の時 入学したて

ゆあん

はぁ、

ゆあん

(また俺の靴がない)

この頃はっきり言って俺は虐められていた。

ゆあん

(体操着もなくなってたしまじなんなん)

ゆあん

(俺なんもした覚えないのにさー)

この時は自覚がなかったが、今思えばかなり俺はモテていたし、だから頻度で人も降っていた。

ゆあん

(つら、笑)

ある日の校舎裏

モブたち

くそがっ!

モブたち

ばきっ

ゆあん

(いって、)

俺はひとりの告ってきたヤツを振った

すると影からぞろぞろと男が出てきて、俺はタコ殴り状態だ

ゆあん

(なんでだよ、おかしいだろ、)

誰も助けてくれない。

誰か

誰か

誰か!

ゆあん

(俺をこの地獄から助けて)

???

ねぇ、何してるの?

モブたち

ッ!?

モブたち

桃姫、せのぱ

のあ

何してるのか聞いてるんですけど、

のあ

聞こえませんでしたか?

モブたち

あ、えっと、その

のあ

早く答えて下さい

のあ

1人を寄ってたかっていじめて何をしてるんですか?

(桃姫って、、、、あの、?)

モブたち

あ、あぁあああ

のあ

、、、、

そこにヒーローは現れた。

俺より小さいのに、

俺より、、、、ずっと年下そうなのに

言葉から静かな怒りが溢れ出てる気がして、威厳がある、

可愛い、

のあ

君、大丈夫ですか?

ゆあん

あ、

こっちにきた。やばいやばいどうしよう、うまく話せない。

のあ

とりあえず保健室に行きましょうか

ゆあん

は、はい

のあ

立てますか?

ゆあん

は、い

のあ

わかりました。まずそこで少し待っていてください

ゆあん

ゆあん

(何をするんだ?)

うすうす勘づいていた。

のあ

(あ、空気が重い)

ここだろうな、「あの子」がいるのは

のあ

早く助けて帰りましょうっと

たすけたよ

のあ

少し、あそこで待っていてください

のあ

はぁ〜呆れました

モブたち

先輩、見逃して、!

のあ

後輩いじめるとか、、

のあ

かっこ悪すぎて埒あかないですよ

モブたち

す、すみませッ

のあ

次がないことを覚えておいてください

モブたち

は、ひッ!

俺は結局心配であの「桃姫さん?」とやらをみていた。

威厳こそあったもののあのか弱そうな見た目だし、、

そんなことを思っていた俺の考えは一気にぶち壊された。

のあ

____。

モブたち

_______!!

かっこよかった。

心臓をギュッて掴まれたような感覚がした。

ゆあん

)ドッドッドッ

な、なんなんだ、!この感覚は、

ゆあん

(綺麗、、、、

「俺のものにしたい」なんて一瞬でも思った俺は馬鹿だろうか。

けれど、絶対俺のものにしてみせる

絶対に

あ、_くん

ゆ__ん

ゆあんくん!

ゆあん

あ、はい

のあ

もう〜大丈夫ですか?

ゆあん

はい、大丈夫です

ゆあん

少し考え事をしていて

のあ

そう、ですか

ゆあん

何話してたんでしたっけ

のあ

え、あ

のあ

どうして、私のこと好きになったのかなぁって

ゆあん

、、、、委員会で惚れたってだけです(嘘

嘘をついた。先輩には これの本当の答えを話すのはもう少し先、俺が先輩への理想を失う恐怖を忘れた頃だろう

ゆあん

(先輩_その時まで、俺の隣にいてね。まだ付き合ってないけど)

 終わり。

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