主
主
さつきお母様
主
主
川瀬 桃乃
川瀬 桃乃
天夢 あめてゃ
あめてゃはここ3日くらい、 連日で私の家に入り浸っている。
川瀬 桃乃
川瀬 桃乃
天夢 あめてゃ
天夢 あめてゃ
そう自信満々に言う彼女に 軽く呆れながら返答する。
川瀬 桃乃
川瀬 桃乃
天夢 あめてゃ
急に真面目な顔になりそう頷くあめてゃに少しびっくりしてしまう。
真面目に不仲説払拭したいと思ってるとは夢にも思わなかったからだ。
川瀬 桃乃
とはいえ、あめがどんなに誠意を表してくれたとしても、結局私はその気持ちを茶化してしまう。
私の弱い所だ。
川瀬 桃乃
私は流されるまま生きてる様な 芯のない人間で
周りをいつも気にしてるような 弱い人間だから。
川瀬 桃乃
天夢 あめてゃ
まさかの追い打ち。
まっすぐ私を見つめるあめの瞳が 彼女の真剣さを際立たせている。
川瀬 桃乃
上手く言葉がでない。
天夢 あめてゃ
川瀬 桃乃
川瀬 桃乃
中途半端な返答。 今あめが一番欲しくないもの。
それにあめは頬を膨らませ 不機嫌になりながらも
天夢 あめてゃ
と言って部屋を離れた。
川瀬 桃乃
本当にあの切り替えは どうやってるんだか…
川瀬 桃乃
本来ならそんなのはありえない。 互いの家に頻繁に行く仲なんだから
でも、そんな説が出るという事は、
川瀬 桃乃
川瀬 桃乃
川瀬 桃乃
…私は、どうすればいいんだろ。
不仲説の払拭には正直賛成。 でも、それをビジネス不仲に変えてしまえれば逆に人気が上がるかも。その可能性を入れたらまだ払拭しない方が…
川瀬 桃乃
友達との関係にまでグループの損得を入れて考えちゃうとか…
川瀬 桃乃
それすらも分からない 自分の未熟さが憎くて仕方ない。
川瀬 桃乃
ぼーっといじっていた スマホのコメントに目がいく。
『この二人、不仲説というより、 仲良過ぎて遠慮しなくなってるだけに見えるの私だけ?』
川瀬 桃乃
その手があったか、と思った。
いや、そもそも実際そうなのだ。不仲なんじゃなくて変に気を使わなくていい関係、が正解で
そしてそれを見つけてる人 が居るのなら
川瀬 桃乃
『それなです!桃乃ちゃん全力のあめてゃ可愛いコールも本心なんだろうな、って感じますし!』
川瀬 桃乃
コメントの返信欄を流し読み しながら頬が緩む。
そうか、悩まなくて良いんだ。 …このままでも私達のファン達にはちゃんと伝わってる。
川瀬 桃乃
自分の中で意志が固まった私はあめの入った部屋の前まで歩く。
川瀬 桃乃
天夢 あめてゃ
川瀬 桃乃
川瀬 桃乃
天夢 あめてゃ
残念そうに俯く彼女に今度はちゃんと向き直って伝える。
川瀬 桃乃
天夢 あめてゃ
私のスマホを見て少し驚いたような顔をする。
天夢 あめてゃ
川瀬 桃乃
川瀬 桃乃
川瀬 桃乃
天夢 あめてゃ
あめてゃは、花が綻ぶように ふわっと笑みを浮かべた。
川瀬 桃乃
まさに天使という言葉が相応しいと いうかなんというか…
…沼なんだよなぁ、って。 そんな事を胸の内に収める。
私がいつまでたっても あめてゃに弱い理由。
ほんと全部、この笑顔のせいだ。
桃乃ちゃんは、そういとも簡単に あめてゃの心を動かしちゃう。
嬉しい言葉ばっかりくれて 楽園の擬人化か何かなのかなぁ。
天夢 あめてゃ
天夢 あめてゃ
天夢 あめてゃ
冗談のつもりで言ってみても
川瀬 桃乃
川瀬 桃乃
ほら、桜が舞い散るような、 儚くて優しいその笑顔。
結局はあめてゃを大事にしてくれる 冷たいようで凄く優しい人。
心無い言葉も全部、 その甘い言葉に溶かされて
きっと、あめてゃが此処に居座 っちゃう理由もこれのせい。
天夢 あめてゃ
川瀬 桃乃
川瀬 桃乃
天夢 あめてゃ
あめてゃはこれからもきっと、 この甘い沼に居続けるんだろうな。
天夢 あめてゃ
その分、桃乃ちゃんもきっと、 同じ気持ちだろうから。
私達はずっと、このままで。
主
主
主
さつきお母様
主
さつきお母様
さつきお母様
主
鈴葉
鈴葉
鈴葉
さつきお母様
鈴葉
鈴葉
鈴葉
さつきお母様
4月1日に登場してもらう予定でしたが間に合わず今日になりました。
これからも鈴葉をご贔屓に… と思いましたがそんな事も無さそうなのでまた会えたら可愛がってやってくださいな〜
ではまた!
コメント
2件
わぁぁ!!ひっそりと続き待ってましたぁぁ!🫣😙 絵上手いなぁぁぁ!?!?!?!?!