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Etさんが出国してから、約1年半の月日が流れた あれから、たくさん電話もしたし、みんなの時間が合えばオンラインで遊んだりした
ある時、Jpさんが宝くじで大きな家を 当てた
Jp
Tt
Jp
Hr
Ya
それがきっかけで、俺たちはシェアハウスを始めた もちろん、Etさんの部屋もちゃんとある Etさんの部屋のドアにはみんなで撮った 写真がはられている それを見るたび胸がきゅっとした
Hr
そして迎えた、高3の三月 受験も無事終わり、あとは卒業式を待つ ばかり そして今日は休みの日 この日はなんだかみんなの様子が違って いた
Na
Rn
Dn
Mf
Na/Rn/Mf/Dn
Hr
こんな感じで、コソコソ話をしては俺が来るとすぐに辞めてしまう 俺は不思議に思いUrに自然な感じで聞いてみることにした
Hr
Ur
Hr
Hr
Ur
Hr
Ur
Urは何かを誤魔化すように笑って答える 俺が首を傾げていると、インターホンの音が部屋に鳴り響く
ピンポーン
No
Hr
Sv
2人に急かされるまま玄関に向かう 玄関の小窓に、春の光が差し込んでいた ゆっくりとドアを開けたその瞬間、俺は驚きのあまり、言葉を失った
Et
聞き馴染みのある声、懐かしい笑顔 そこには、少し大人びた姿のEtさんが立っていた
Hr
頭で考えるよりも先に、身体が動いて Etさんを抱きしめる 懐かしい香り、温もり、鼓動 全部が夢みたいででも確かにここにある 視界が涙て滲む
Et
Hr
Etさんの言葉に、俺は小さく笑う すると、後ろから慌ただしい声が聞こえた
Rn
Ya
Na
Jp
Ur
振り返ると、NaさんとRnさんが駆け出してくる JpさんとYaくんが慌てて手を伸ばしていた Urたちも苦笑している
Na
Rn
Na/Rn
Et
勢いよく飛びつく2人 Etさんも驚きつつも、すぐに笑顔を見せた 家中が明るくなる MfくんもDnも、UrもNoさんも、SvさんもTtも、JpさんもYaくんもみんなが笑顔でいる
男子組(Hr以外)
温かい声がいくつも重なって、Etさんと瞳が潤んだ この瞬間"みんなの場所"が戻ってきたんだ
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
リビングには笑い声が響いていた テーブルの上にはえとさんからお土産で 貰ったお菓子やジュースが並び、久しぶりに全員がそろった空気が心地よい みんなはソファーに座るEtさんに質問 タイム
No
Et
Et
Na
Et
Et
Rn
Hr
Hr
Et
Etさんは少しだけ肩をすくめてへにゃっと 柔らかい笑顔をする その笑顔を見た瞬間、胸の奥がぎゅっと 締め付けられる
Hr
Hr
そう言いながら、俺はUrの方を見る Urがいたずらっぽく笑って肩をすくめた
Ur
Ur
Hr
俺もつられて笑う あの妙な空気の理由がやっとわかった その時、Jpさんが手を叩いて立ち上がる
Jp
それを合図にみんながテキパキと動き出す
Hr
Hr
Et
Tt
Ttにそう言われてしまい、俺とEtさんは みんなを見つめながら小さく微笑んだ
Et
Etさんのつぶやきに、俺は静かに頷く
Hr
Hr
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
あれから、数年後 季節は春 柔らかな光がステンドグラスを通り抜け、祭壇を優しく包んでいた
牧師
牧師さんの声が静かに響く 運ばれてきた小さなリングケースの中には あの日の約束が形となったように輝く指輪が並んでいた
俺は指輪を手に取り、Etさんの瞳を 見つめる
Hr
そう言って、彼女の薬指にそっと指輪を はめた Etさんは少し涙ぐみならも笑顔を浮かべる
Et
その言葉とともに、俺の指にも同じように光が宿った
.
.
.
.
.
客席から飛び交う声に振り向くと、そこには家族の姿と仲間たちの笑顔 そして、俺の隣には純白のドレスに身を 包んだEtさん 小さく息を吸って、彼女がこちらを見あげる
Hr
式が終わり、扉が開く 外には春の温かい風
Hr
Et
俺が手を差し出すと、Etさんは少し照れながら手をとる 2人で扉をくぐり、みんなの元へ歩いていく その扉の先にあるのは、きっと……
あの日、約束した"未来"
こんにちは、作品の音色です 初めての作品で、気づけばとても長くなってしまいましたが、無事に完結することができました ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます! 最後まで見守って貰えて、とても幸せです!