心 が 戻 る な ら 。

今日も嘘をつき続ける 。

いただきます

ご飯食べ終わりました ()

かたかた

かたかた

感情がないことを分からせないためにつけてる雑面

周りからは 、 気味悪がれる 桃色の瞳 。

実験の副作用で小さいままの身体 。

そう言って俺は眠りに落ちた 。

俺は毎日実験された 。

ちくっ

色んな薬を入れられた 。

どんなのかは覚えてないし 、 多分もう 、 薬の効果は切れてる 。

だけど 、

副作用で 、身長が止まった 。

それに 、 実験が終わってからも 、

そう言われ 、 殴られた 。

ずっと 、 寂しかった 。 怖かった 。

そんなことが続いてたある日 。

感情が無くなる薬を入れられた 。

俺には 、 ちょうど良かった 。

もうその頃には 、 自分の感情なんて心の中にしまってた 。

けど 、 痛いのには耐えられなかったから 。

でもなんか 、 苦しかった 。

ぷすっ

今までの何よりも痛かった。

それで俺の感情はなくなった。

それから数年後

火事が起きて 、

建物が全焼した 。

俺はなぜか 、 生き残った 。

とりあえずずっと歩いた。

そういえば 、 1人だけ優しい研究員がいた 。

その人は殺されてしまったけれど 、

その時に貰った 『天』と書かれた雑面を今持っていた。

雑面を付けたあと 、 すぐにグルッぺんに拾われて 、 軍に入った 。

その日から毎日ずっと付けている 、

昔の夢を見た 。

いやな記憶 。

一旦おしまい