テラーノベル
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今は夜の 12時をすぎている
今日は生憎の悪天候 雷が大きく鳴り響いている
寝れない程だ
あれ。 そういえば君は雷が大嫌いだ
青
黄くんは 雷がなると僕にいつも抱きついてくる
甘え下手な君 僕にとってはご褒美だ
君に連絡をしようと思った 「雷、大丈夫?」 入力しては消してを繰り返した
結局送るのを辞めた だって僕はもう黄くんを 守る必要なんてないのだから
君の隣にはもう 君を守ってくれる人が いるのかな
こんなにも悪天候は 久しぶりだ
雷が大きく 鳴り響いている
僕はこの音が 大嫌い
ゴロゴロなる音とともに 僕は身体を縮こませる
こんな時に君がいたらどうだろう 「青ちゃん家来て」 結局消した
こんなこと考えても 仕方がないや
君の隣にはもう 守る誰かが居るかもしれない
黄
会いたい 青ちゃんに会いたい
こんな日には 君の声が聞きたい
こんな日には 君の隣で眠りたい
こんな日には 君の温もりで僕を暖めて欲しい
こんな日には 僕を守ってほしい
黄
僕は弱くて泣き虫で 何も出来ない
こんな夜には 君が助けてほしい
雷がうるさくて 中々寝れない
黄くんが気になって 寝れないのが本音なのかな
こんな日には 僕が隣に居てあげたい
こんな日には 君を抱きしめたい
こんな日には 君と映画を見ながら眠りにつきたい
こんな日には 君を守りたい
そして君の寝顔を 朝まで見届けたい
「雷、大丈夫?」
青
考えていたら 送信ボタンを 押してしまった
遠くの君へ この想いは届いていますか
スマホが光った 一瞬びっくりしたが 覗いてみた
「雷、大丈夫?」
君からの 連絡だった
黄
「大丈夫じゃないです」
こんな時だけは 君に甘えさせて欲しい
君のものではないけれど 僕のものではないけれど
黄
君とお別れしたのは 僕たちにとってよかったのだろうか
理由は簡単 仕事に集中するためだった
表にも出る活動なので 気を引き締めなくてはならなかった
けれどやっぱり 君から連絡がくるだけで 胸が高鳴る
この先どんなに素敵な人がいても 君みたいにどんな日だって 隣にいてくれる人なんて 居ないよね
僕は愛されていた 君を愛していた
思ったよりもすぐに 返事が返ってきて 緊張感が解れた
それくらい 君は雷が嫌いだ
僕だからすぐ返ってきた訳ではない きっと雷が怖いから
自分に言い聞かせるしか なかった
君と別れたのはつい最近 スタッフさんにバレて すごく怒られたのを覚えている
仕事に私情を持ち込むな と
納得してしまった僕がいた でも君とは離れたくなかった
その時の君の表情を今でも覚えている 泣きそうで抱きしめたくなるような そんな感じだ
僕らは 別れざる負えなくなった
青
君の家に向かうために 準備を始めた
「青ちゃんは大丈夫ですか?」
「僕は大丈夫だよ」
「青ちゃんに会いたい」
青
青
自分の言っていることが スタッフさんに怒られたことと 真逆のことを言っていた
そうだ 僕は青 相手は黄
僕たちは 交わってはいけないのだ
君と過ごす日々は 幸せだった
でももう この幸せは感じてはいけない
ごめんね 黄くん
「また仕事でね」
今日だけは 僕の代わりの誰かが 君の隣に居てほしい
コメント
1件
うわあ…切なすぎるよこれ…😢💔 雷の夜に、お互いがお互いを想い合ってるのに、もう隣にいられないっていうのが辛い。 「今日だけは代わりの誰かが君の隣にいてほしい」って台詞、心に刺さった。愛してるからこそ離れたのに、まだ想ってるんだね…。 続きがすごく気になるよ。2人の関係をもっと知りたいな。 らんさん、素敵な世界をありがとうございます🌙