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タンバリン第2
タンバリン第2
タンバリン第2
タンバリン第2
タンバリン第2
タンバリン第2
江戸時代には山田浅右衛門という 御様御用という刀剣の試し斬り役を務めている。言わば死刑執行人というものがいた。
僕はそのうちの1人だ
父上
父上
父上
父上
父上からはいつもこんな話ばっかされた
山田浅右衛門1位の息子という名があるんだ 逆らったら何をされるかわからない
だから、死ぬ気で勉強した。毎日刀を振った 常に完璧にしないといけなかった
そんな僕はある日壊れた
谷口 すぐる
陽炎
陽炎
谷口 すぐる
谷口 すぐる
彼は忍だ 城に侵入し、将軍の奴隷らを殺害しているところ捕まったらしい。狙いは将軍の娘だったらしい
陽炎
陽炎
陽炎
谷口 すぐる
陽炎
谷口 すぐる
陽炎
谷口 すぐる
陽炎
谷口 すぐる
陽炎
バタン!
子供の頃 俺の両親は、とある忍に殺され、 その忍に引き取られた
あれから何年か経ち 長に言われた。
火の忍 長
火の忍 長
そこで俺のなんかが壊れたんだ
気づいたら長をさ、殺しちゃってて どうしようかめっちゃ迷ったんだよ
逃亡するしかなかったね 死にたかったよ
でも死ぬなら最後に、会いたい人がいてさ
会おうとしたら まさかの将軍の娘だった。 しかも監禁されてたらしいんだよ
そんで、助けようとしたら捕まっちゃったんだ
そんな話をしたかったんだよ
すぐる お前も尚美が好きだったんだろ?
等々、死刑執行時間だ
将軍
陽炎は、体を縄で縛られていて正座になっている
将軍
ぼくは今から陽炎の首を切り落とす
将軍
陽炎
そこで切るつもりだった でも、なぜか手を動かすことができない
思い出してしまったから
当時俺らは子供だった
谷口 すぐる
尚美
谷口 すぐる
尚美
谷口 すぐる
谷口 すぐる
尚美
木の下でガサガサ音がする
谷口 すぐる
尚美
木の下からある男の子が出てきた
谷口 すぐる
谷口 すぐる
陽炎
谷口 すぐる
陽炎
谷口 すぐる
陽炎の着物の胸あたりから あざや、切り傷が見える
尚美
陽炎
陽炎
谷口 すぐる
谷口 すぐる
尚美
僕らはこうして仲良くなっていったのだが それぞれの事情があり、会わなくなっていた
谷口 すぐる
将軍
谷口 すぐる
涙が止まらない
谷口 すぐる
また話したかった 言えばよかった 止めればよかった 後悔が溢れ出てくる
谷口 すぐる
荒々しい呼吸が治らない ダメだダメだダメだ
ついに何かが壊れた
谷口 すぐる
俺は将軍を切ってしまった
将軍
将軍が血を吐きながら叫ぶ
将軍
陽炎は、するりと縄を解いてしまった
陽炎
谷口 すぐる
陽炎
2人は、逃げたのだった
谷口 すぐる
陽炎
タンバリン第2