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今更すぎるけど好きです🪿🤍̖́-
初めて企画というものに挑戦します
なんと風邪パロも初挑戦です
一応兄弟設定で
紫 長男 社会人 赤 次男 社会人 桃 三男 大学生 青 四男 高校2 橙 五男 中学2 黄 六男 中学1
こんな感じのイメージです!
※嘔吐表現ありです
三月さんに届けっ!
どうぞ!
規則正しく鳴り続けるアラーム音で、 いつものように目覚める
桃
やや乱暴にアラームを止め、 俺は体を起こした
いつもより少し体が重く感じたが、
疲れが溜まっているんだろう、と思い
ベッドから立ち上がった途端、 視界が真っ黒に染まった
桃
貧血くらいならよくあることなので、 大丈夫だ、と言い聞かせ、部屋を出た
桃
紫
黄
桃
そう言いながら黄の髪を わしゃわしゃと撫でる
紫
紫
桃
桃
黄
黄
黄はそう言って俺の手を引っ張り、 階段の方へ向かって歩いていく
いつものことなのに、心なしか いつもより歩くのが早い気がする
桃
黄
黄
桃
黄
黄
黄
桃
黄
桃
桃
桃
黄
黄
黄
桃
全然話しかけられていることに 気づかなかった...
もしかして熱とかあるやつなのか?
いや待て桃。
熱があると思ったら本当に 具合が悪くなってしまう。
大丈夫だと思いこめ桃。
気持ちの問題だ。
黄
黄
黄
桃
黄
黄
黄
桃
桃
黄
桃
危なかった。黄は細かい変化に 気づきやすいやつだから、 気をつけないとすぐバレる
それにしても、本当に熱が 上がってきたんじゃないか?
ここはちゃんと言って休んだほうが...
いや待て桃。お前ならいけるだろ。
俺が風邪をひいたなどと言えば、 紫にいがとんでもなく 過保護になってしまう
それだけは避けたい
黄
桃
黄
黄
桃
桃
桃
黄
桃
黄
そう言って黄は部屋に入っていった
部屋に入った瞬間聞こえてくる怒号。
謝る声。
毎朝同じ光景を目にしているが、 今日はやけにその声が頭に響く
桃
黄
黄
いつのまにか部屋から出てきていた 黄に心配されてしまった
桃
黄
黄
桃
桃
黄
黄
黄
黄
そう言って俺の手を引っ張る黄
やはり黄は勘のいいやつだ
危うくバレるところだった...
いやいや、バレるも何もないだろ桃。
俺は大丈夫。
気持ちの問題、気持ちの問題...。
紫
紫
紫
全
ご飯...食べれるか...?
いや、食べようと思えば食べれる!
たぶん!
赤
桃
赤
桃
紫
全
まずい...全然ご飯が喉を通らない...
でも根性で食うんだ!桃!
紫
バレた〜
いやバレたとか 言っている場合ではない
食え!食うんだ桃!
桃
口いっぱいにサラダを放り込み、 大丈夫アピールをしてみる
紫
橙
桃
とは言いつつ結構きついぞ...これ...。
サラダならいけるかと思って 口に入れたけど、相当きつい...
吐き気もしてきたし...
もしかしてこれは本当にやばいやつ?
......
ここは「ダイエットしてる」などと 誤魔化して、食べないことを 選択したほうが身のためかもしれない
桃
青
桃
桃
桃
紫
さすがにバレたか...?
赤
赤
赤にいナイス!
青
橙
桃
桃
なんとか誤魔化せた〜
早く部屋戻って寝よ...
紫
赤
紫
紫
赤
紫
黄
紫
黄
紫
黄
黄
黄
黄
紫
紫
紫
赤
部屋に入り、ベッドにダイブする
やはり気持ちの問題などでは なかったのかもしれない...
桃
静かな部屋にため息の音だけが響く
誰かに助けを求められる性格 だったらよかったのに...
一人じゃ何もできないくせに、なんで俺は素直じゃないんだ...
そう思っていると、コンコン、と ノックする音が聞こえた
紫
紫にいか...
はーい、と声を出そうとしたが、 上手く声が出ない
仕方なく、重い体を起こし ドアを開けにいく
桃
紫
桃
はいはい、と言いながら紫にいは 俺をベッドの方に押してくる
ベッドに転がされた俺
ベッドの横に座る紫にい
昔はよくこうして 寝かせてもらっていたなあ、 と思い出す
紫
紫
桃
紫
紫
紫
紫
...やはり紫にいには全てお見通しか
黄にも朝の様子を聞いたのだろう
ここは素直になるべきだ
桃
紫
そう言って微笑む紫にい
桃
紫
紫
紫
紫
紫
紫
紫
紫
桃
紫
紫
桃
さすが紫にいだと思った
俺の性格まできちんと分かった上で、 寄り添ってくれて、そして 気遣ってくれる
紫
桃
紫
紫
桃
紫
紫
桃
紫
紫
紫
桃
紫
全
紫
紫
赤
黄
赤
黄
黄
赤
赤
赤
黄
赤
赤
赤にいの声...
桃
返事をすると、体温計などを 持っている赤にいが部屋に入ってきた
赤
桃
赤
渡された体温計を脇に挟み、 ふとドアの方を見ると、 黄色の髪が見切れていた
桃
赤
赤
赤
桃
黄
黄
赤
黄
赤
赤
黄
赤
赤
黄
赤
桃
桃
体温計の音が鳴り、取り出しながら 黄を呼んでみる
黄
ひょこっと顔を出しながら俺を呼ぶ黄
桃
桃
黄
そう言って俺に飛びついてくる黄
赤
あまりに激しく飛びついたので、 赤にいがすかさず注意する
黄
桃
桃
そう言いつつ黄の髪を わしゃわしゃと撫でる
赤
......
さっきチラッと見えたとき、 38という数字が見えた気がした
つまり、38度以上は確定...
桃
紫
桃
桃
紫
紫
桃
紫
桃
紫
桃
紫
恐るべし紫にい...
紫
コクコク、と頷くと、
「無理しないでね」と言いながら お粥を渡してくれた
桃
赤にいは、「青橙見てくる」と言い、 部屋を出ていった
黄
俺が食べているところを まじまじと見ながら言う黄
紫
行っておいで、と言うと、
「はーい...」と少し寂しそうに 部屋を出ていった
半分ほどお粥を食べたところで お腹がいっぱいになってしまった
桃
紫にいは器を覗いて 「結構食べたね」と言ってくれた
紫
そう言って紫にいが部屋を 出て行こうとした瞬間、 突然吐き気に襲われた
桃
紫
桃
紫
そう言ってすぐにゴミ箱を 持ってきてくれた
桃
紫
吐けない。吐き気はするのに...。
桃
紫
紫
桃
紫
紫にいはそう言うと、俺の腹を ぐっと押した
桃
紫
背中をさすりながら声を かけ続けてくれる紫にい
桃
紫
ある程度吐き気がおさまり、 俺はベッドに倒れ込んだ
紫
桃
熱のある中吐き続けたせいで 疲れてしまった俺は、すぐに 眠りについた
赤
紫
青
橙
黄
紫
赤
紫
赤
目を覚ますと、外はすっかり 暗くなっていた
桃
時計を見ると、“20:30”と 表示されていた
そんなに寝たのか...
寝るまであんなに重かった体は だいぶ軽くなっていて、 動く余裕ができていた
桃
桃
紫
桃
紫
紫
桃
紫
紫
桃
青
橙
桃
青
赤
赤
青
桃
桃
青
黄
桃
黄
黄
桃
黄
桃
黄
橙
黄
橙
黄
なんかこの光景見たことあるような....
桃
紫
紫
桃
紫
紫
紫
紫
桃
赤
肘でつつきながら言ってくる赤にい
青
橙
黄
紫
黄
紫
桃
こんなに愛されているのだから、 少しくらい素直にならないとな。
そう思った。
end.
すっごく長くなってしまって すみません...
あれもこれもと入れていたら いつのまにかこんなことに...
これが風邪パロなのか ずっとわからないままですが、
ここまで見てくださり、 ありがとうございました!
そして三月さんへ
フォロワー2000人、
おめでとうございます!
三月さんの作品が大好きで、 いつも応援してます!
これからも楽しみに待っています!
他にもいろんな作品投稿 させていただいてます!
三月さんとコラボさせていただいた 作品もありますのでっ!
ぜひそちらもご覧ください!
ありがとうございましたっ!