1945年、2人で仲良く暮らす夫婦がいた。 だがその後、夫が戦争に徴兵されることと なってしまう。
尚子
何で亮平が徴兵に…涙
尚子
貴方を行かせたくない…!
尚子
亮平
亮平
男にはそういう使命があるんだ
尚子
私も行く!
亮平
必ず生きて戻るから…!
亮平
俺のことを信じていてほしい。
尚子
亮平
尚子を置いていきたくない。
だけど、もうこれは運命なんだ。
亮平
この戦争を乗り切ること。
尚子
この街でずっと貴方を待ってる。
尚子
だから…必ず帰ってきてね。
亮平
離れても、俺と尚子の心は
繋がってるさ。
ー そして亮平は 爆撃されてしまいそうな街に 尚子を残すこととなってしまった ー
それから数日後、 亮平にはついに飛行機に乗り戦う日が 来ることになってしまった。
ー亮平の単独シーンー
亮平
無事に生きてるかな…。
亮平
だけど、内容が制限されてるからな…。
そう、手紙には 私情を書くのを制限されている。 そのため、彼女との思い出や 愛の言葉は綴ることが出来ないのだ。
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
亮平
ー ついに亮平は 戦いに身を乗り出す ー
(注)このシーンでは 読んでいて痛々しくなる表現が 沢山出てきています。 その様な表現が苦手な方は、 このシーンを飛ばしてくれると幸いです。 また、会話も少なめです。
亮平
ー 被弾し、亮平の体から 血が流れる ー
ー 亮平はパラシュートを開き、 地上へ堕ちてゆく ー
ー 亮平の足は無くなり 飛行機が空を舞った ー
『尚子がいる街では』
ー 街が敵軍から空爆を 受けてしまう ー
ー 街は一瞬にして 灰に化してしまった ー
『亮平の単独シーン』
亮平
ー 亮平は 国を、そして尚子を守れなかったのを 海の上で喚いている ー
その後、 亮平は死んでしまい、尚子だけが残った。
尚子
尚子
尚子が言葉を発しても、 死んでしまった亮平は何も伝えることが 出来ない。
尚子
辛かったね…
尚子
尚子
尚子
尚子
ー こうして2人は再会することなく、 愛を締めくくることとなってしまった。 戦場に逝く前に告げあった、 「さよなら」の一言が 2人のラブストーリーの頂点と化した ー
米津玄師__
『vivi』ー "バイバイ" ー