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『星の降り注ぎ所は神楽を舞うなり』

第7話 - E p i s o d e .6

1,030

2023年12月28日

#ファンタジー

#オリジナルストーリー

#創作

#ミステリー

青月

こんづき〜

青月

今回は椎菜ちゃんと炎羅くんの2人のみです！

青月

日常編の夜間から始まります。

神楽が舞い踊る塀の上。

ここは全ての精霊が見渡せる。

そして何より輝く月が見えた。

椎菜

......[月を眺めてる]

椎菜

(綺麗な月....)

『おや、珍しいね。』

椎菜

ひやぁっ！？？

椎菜

え、炎羅さん....！

炎羅

椎菜が此処にいるなんて珍しいね。

炎羅

何かあったのかい？[隣に座る]

椎菜

.......、

椎菜

言っても、怒りませんか...？

炎羅

ああ、約束するよ。

椎菜

私達は神楽だからこのような面識が許されています。

椎菜

ですが、他の精霊達は同じ精霊でありながら、

椎菜

ただ神楽では無いだけで他の種の精霊と面識を固く禁じられています。

椎菜

その為か、考えてしまって....

炎羅

.......。

椎菜

もし、神楽を解雇になった時、

椎菜

私達はもう二度と会うことはないのでしょうか。

炎羅

椎菜.....、

椎菜

私達がいつ解雇となるかは分かりません。

椎菜

だから、怖いんです...。

椎菜

いつか皆さんと一緒にいるこの日常が消えて、

椎菜

今までの光もない日常に戻るのが...、

炎羅

......。

椎菜

こんな事、考えてはいけないことだって分かってます、

椎菜

でも、どうしても....！

椎菜

こんな気持ちになるならば、

椎菜

神楽になった時からずっと、

椎菜

皆さんと.....

椎菜

関わらなければ良かった....って、

炎羅

......、

椎菜

本当にごめんなさい。

椎菜

こんな事、許されるようなことでは...！

炎羅

....そうだね。

炎羅

君の言った事は全部間違っていないよ。

炎羅

全ては君の意見だからね。

椎菜

......。

炎羅

確かに、僕達はいつ会うことが許されなくなるかは分からない。

炎羅

それを思えば、お互いに関わらない方がお互いの為になったかもしれないね。

椎菜

炎羅さん....、

炎羅

だが、それは会えなくなった時の話だろう？

椎菜

えっ...？

椎菜

それは、どういう...、

炎羅

つまり、僕達が解雇にならなければ良いだけだ。

椎菜

で、ですがそれは...！

炎羅

ああ、そんな簡単な事ではないのは分かっているよ。

炎羅

だからそれまでに.....、

椎菜

......？

炎羅

[月に手を伸ばす]

炎羅

僕達が他の種との面識が許される国にすれば良いだろう。

椎菜

はぇ...？

椎菜

そ、そんな事....

椎菜

神頼みでもできるかどうか...

炎羅

ああ、でも不可能ではない。

炎羅

そうだろう？

椎菜

そ、そうですけど...

炎羅

まあ、夢で終わるかもしれないけどね。

椎菜

.....。

炎羅

でも、これだけは安心してくれ。

椎菜

？？

炎羅

僕達は誰一人として置いていかないさ。

炎羅

それだけは約束するよ。

椎菜

炎羅さん....！

炎羅

まあ、二人には勝手だけどね。笑

炎羅

誰か一人でも消えるなら全員で消えよう。

炎羅

そうすれば、誰も一人にはならないだろう。

椎菜

....！

椎菜

はい！[涙目]

トリア

椎菜様ー！

トリア

夜も遅いのでそろそろ帰りましょう。

椎菜

分かりました...。

椎菜

それでは、失礼します。

椎菜

相談にのって頂きありがとうございました。

炎羅

いいよ。

炎羅

君の本音が聞けたしね。

椎菜

.....((ﾍﾟｺｯ

｡.｡:+* ﾟ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ゜ﾟ *+:｡.｡.｡:+*

炎羅

解雇...か、

アイラン

炎羅様、戻りましょう。

アイラン

夜間は冷えて参りますので、

炎羅

ああ、そうだね。

炎羅

行こうか。

青月

今回は2人の話でしたね！

青月

椎菜ちゃん使いやすいかも...((

青月

今回の質問コーナーは、

青月

出てきていない霧都も出てきます！

青月

お楽しみに！

Q.皆の事はどう思いますか？

椎菜

た、楽しい方達です！

椎菜

炎羅さんは、色んな相談にのってくれますし...

椎菜

翠琳さんは本当のお姉さんのようで話しやすいです。

椎菜

き、霧都さんは....そのぉ、

椎菜

や、優しい方ですよ...！

椎菜

で、ですが、その....

椎菜

す、少し怖いんですよねぇ...、

椎菜

ぁ...い、言わないで下さいね！？

椎菜

き、霧都さんに怒られてしまいますので....、

A.尊敬はしてる。

霧都

面倒くせぇ奴ら。

霧都

一番マシなのは椎菜の奴だ。

霧都

イジる様なことはしねぇから、

霧都

まだ、面倒くさくはない。

霧都

翠琳は子供扱いしてくるから好きじゃねぇ。

霧都

でも、たまに書物に書いてある知らねぇ事とか教えてくれるから、

霧都

嫌いじゃねぇ....、

霧都

炎羅はシンプルにウザイ。

霧都

何がとは特にねぇが、

霧都

顔やら性格やら全部余裕そうなのがイラつく。

A.ツンデレな猫だった。

『星の降り注ぎ所は神楽を舞うなり』

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椎菜さんの悩みって、全員の事を信頼してるからこその悩みやねんな... 青ちゃん、書くの上手すぎやわ… 続き楽しみにしてんで！‪˙ᵕ˙

青月

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