いじめっ子
そう言われ続けてきた
けど、一人、一人だけこんな俺を応援してくれる人がいた。
剣の才能も、魔法の才能もない、こんな俺を。
友達
魔宇
友達
魔宇
友達
ここは勇者を育成する学園、 『勇者教会』。
沢山の生徒が勇者をめざしている。
私もその一人だ。
いじめっ子
...まただ。
この学園には階級制度が存在する。
そのせいで日々、い○めがおきてしまっている
そのい○めのリーダーはBクラスの生徒、宝だ。
だから私は強くならないといけない。
魔宇
いじめっ子
いじめっ子
魔宇
剣君
い○められていた子の名札には-Fと書かれてあった
-F。それは退学ギリギリの生徒がもつ階級。つまりこの子はもう退学になってしまう
魔宇
魔宇
宝たちに潰されたであろう名札には剣の文字があった。
それ以外は見ることが出来なかった
剣君
魔宇
剣君は立つとすぐにどこかへ行こうとした。
とっさに握った手はまめだらけだった
そして氷のように、冷たかった。
魔宇
魔宇
私、この子のことが気になる。
知りたい
いじめっ子
いじめっ子
剣君
俺だって助けてほしくて助けて貰ったんじゃない。
いじめっ子
いじめっ子
もう痛いなんて感覚感じない。
いっそのことここから飛び降りようかな。
魔宇
いじめっ子
いじめっ子
魔宇
剣君
自己満足と言ってくれ。
こんな俺を助けたって徳はないんだ
魔宇
魔宇
魔宇
魔宇
魔宇
剣君
そう言ってくれたのは彼女だけだった
俺を助けてくれたのも
彼女だけだった
魔宇
自然と涙が出て来てしまった。
親に捨てられた俺を応援してくれただった一人の人。
剣君
魔宇
魔宇
それから俺と彼女との訓練が始まった
...本当の地獄も
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