新しい日が来るのは君のせい

あの夜から数日が経過した

世一はいつも通りなはずなのに

どこか俺を避けているように見えた

そして今日はいつもより、いやあからさまに避けてるだろ！

バンッ

・・ ・

ヒュー

ペタペタ

ボォ🔥

グイッ(isgの裾を引っ張る)

俺の父は元演出家で、母はその主演女優だった

母は、俺を捨てて出ていき

酒とギャンブルに溺れ暴力を振るう父のもとで俺は盗みを働いた

そんなある日のこといつも通り盗みをし家に戻ると、

家は燃え、警察やらの人が沢山集まって死体の前で「人が死んだ」と

その死体は父だと一目見てわかった

それは事故だった

誰かのタバコの火が原因だそうだ

・・・

・・・

そのお前にとって何気ない笑顔に、言葉に、俺は何度救われたらいいんだろう

何度恋に落ちればいいのだろう

そう思いを巡らせていると、またお前は何気ない言葉を、何気ない笑顔で言ってくる