⚠️注意⚠️ 嘔吐表現有 生理男子の内容を含みます 苦手な人はここでブラウザバック
hk side
目が覚めれば見たことない部屋にいた
でもそれよりも、ずっとずっと お腹が痛い
松村 北斗
松村 北斗
知らずうちに涙が出てくる
京本 大我
松村 北斗
大好きな声がする、
あ、ここ、大我の家なんだ
不仲だったのに、
不仲だったはずなのに
それは違って付き合ったんだ
俺ら
京本 大我
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
北斗しんどいだけだよ?
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
しばらくすれば とんとんと階段を上る音がした
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
でもほら、暖かいよ?
松村 北斗
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
いーっぱいギュッって
してあげる
松村 北斗
だいすき
京本 大我
最初はね、俺が彼氏側だと思ってたんだ でもそんなこと忘れちゃうくらいに 大我はかっこよくて頼りがいがあって
いっつも俺の事をね守ってくれるんだ
京本 大我
北斗ちゃんと起こしてよ
気づいた時にはもう2人で寝落ちしてたんだ
松村 北斗
目がふと冷めると 貧血のせいかめまいがして
なんか気持ち悪い
隣をふと見ると
すやすやと眠る大我がいた
松村 北斗
起こしていいと言われたものの
まだ緊張しているのか声をかけれない
でも、考えてるうちに いから何かが込上がってくる感覚に襲われる
松村 北斗
ダメだよ、 こんなとこではいてしまったら
布団が汚れちゃう
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
松村 北斗
ボタボタとベットの上に 吐瀉物が散乱する
京本 大我
起こしてよ〜!!
京本 大我
そっちのが楽になるから
松村 北斗
首を横に降る
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
京本 大我
そうすると大我の大きな男らしくて 暖かい手が一定のリズムで 俺の背中を撫でる
すると、 自分でもわかるくらいに
びくんっ
と体がはねた、
それと同時に耐えきれなくなって 口から大量の吐瀉物が溢れる
松村 北斗
京本 大我
びっくりしたもんね、
松村 北斗
さっきまで我慢していたはずの涙が 一気に溢れ出した
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
ありがと、でも
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
しちゃうから北斗着替えておいで?
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
どうしたの
松村 北斗
京本 大我
松村 北斗
kym side
北斗が頷いた
昔の記憶だけれども 確か北斗は薬、特に錠剤は苦手
でも、 苦手な薬に頼るほどしんどいのだろう
京本 大我
松村 北斗
リビングにあるソファで北斗が寝返りを打とうとする
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
ギリギリ落ちないところで支えれた
京本 大我
ちょっとまってて?
京本 大我
寝室行く?
松村 北斗
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
じゃあ待ってて
松村 北斗
何か食べやすくて暖かいもの
それで思いついたのはうどん
よし、作ろう!
京本 大我
なかなか料理をしないから なれない手つきで進めていく
ふとリビングに視線を向ければ 北斗は可愛らしい寝顔をしていた
京本 大我
理性が持たないなぁとか 調子に乗って思いながら
完成したうどん
俺にしてはすごくないとでもいうような完璧な仕上がり具合
京本 大我
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
松村 北斗
そう言って北斗は大きく首を横に振る
京本 大我
松村 北斗
そうすると、 箸を手に取って早速食べ始める
松村 北斗
京本 大我
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
松村 北斗
そう言って三口ほど食べたうどんが 戻ってくる
京本 大我
食べてくれてありがと
美味しかった?
松村 北斗
京本 大我
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
松村 北斗
京本 大我
ぱきっ
っと錠剤を出して
自分の口に入れる
松村 北斗
京本 大我
(待ってて)
そして、口に水を含む
そして
グイッっ
っと軽く北斗の顎を持ち上げる
松村 北斗
ちゅぅっ
松村 北斗
クチュクチュ
松村 北斗
京本 大我
ちょっとした水音と北斗の声が家中に響く
松村 北斗
京本 大我
松村 北斗
赤面してほんの少し涙を貯めた北斗が頷く
京本 大我
京本 大我
松村 北斗
1度真っ赤に染まった 北斗の顔はなかなか元の色には戻らない
京本 大我
松村 北斗
そう言いながら北斗はスッ…と 瞼を閉じた
だから北斗の体をスっと持ち上げて 寝室まで運んだ
完全に雪が解けて、
更には春が来た
このことはすぐメンバーにバレてしまうのだろうか…