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⚠️注意⚠️ ・空くんがかなりアレ ・空くんが気持ち悪い ・キャラ崩壊注意 ・魈が可哀想 ・キャラ崩壊注意
それでも見れる方のみお進み下さい。
終業式後
2人は少しばかり暗くなり始めた空の下、帰路に着く。
空
魈
空は魈の手を取り、少し引き寄せる。
空
なんだか妙に緊張する。テイワットでは何回も伝えてきたはずなのに。
魈
空
魈
空
魈
しばらく、とは言っても2週間程だが、魈と最初に出会ってからの2ヶ月近くの間、互いに学校を休む事もなく土日以外は毎日会っていたのだ。 2週間も会えない、というのは空にとっては物凄く寂しい事だった。
空
魈
空
魈
何処か申し訳なさそうに目を伏せる魈の頬を手で包んで、こちらを向かせる。
空
魈
空
魈
魈は未だに自分の感情が何か分かっていなかった。
自分が恋愛的に好きになる人物がいるとすれば、鍾離しか有り得ないだろう。甘雨から言われなければ、鍾離に恋愛感情を向けるという思考すらなかったが、そう思っていた。
でも、何故だろうか。なんだか違う気がする。鍾離に向けている感情と、この相手の分からない好意は、何か違う。
魈
とにかく、自分の気持ちにケリをつけなければ。この告白に返事をすることもできない。
そういう意味で、そう返したつもりだった。
空
自分が知る限りでは初めて、空が酷く悲しそうな顔をした。
そんな顔をしないで欲しい。酷く胸が締め付けられて苦しくなる。
魈
空の力の抜けた手から抜け出して、踵を返す。
どうしてもいたたまれない気持ちになって、逃げ出すように空とは反対方向に歩き出す。
空
背後から、小さくそんな声が聞こえた。
こんなに暑い日だと言うのに、背後から物凄い冷気を感じた気がする。
魈
バコン、と後頭部から衝撃音がした。同時に魈はその場に為す術もなく崩れ落ちる。
地面に顔が着く前、痛みすら感じる前に、魈の意識は消え失せた。
魈
魈が目覚めると、視界には見慣れぬ天井があった。
なんだろう。変な器具のようなものと、そこから紐が垂れ下がっている様に見える。 視界が少しぼやけていて確実にそうとは言えない。そして何よりまだ眠い。
部屋中からする暖かな匂いに包まれていると、余計にもう少しだけ眠っていたい様な気がして魈は目を瞑る。
空
魈
不意に、すぐ横から声がした。誰だ、と思い其方を見ると、座ってベッドに横になる魈を見つめている空と目が合った。
魈
空
魈
腕を動かそうとして気が付く。腕が動かない。上を見上げると、手首が手錠でベッドの柵に固定されている。
魈
ガチャガチャと音を立てながら、無意味に手を動かすも当然外れる気配はない。
空
ベッドに乗り上げて、魈の脚の上に跨ってくる。
足は何故か拘束されていない。が、ズボンが脱がされている。
魈の素足を下から上へとつつ、と指先でなぞり、太腿の付け根まで来ると最後に残った下着に手をかける。
魈
そのまま脱がされそうになったので、咄嗟に膝を交差させて防いだ。
空
そういって、無理矢理魈の膝を開いて下着を下ろし始める。
魈
未成熟な陰茎が晒される。先程までの眠気はどこかへ飛んで、代わりに羞恥心が湧いてくる。
人よりは羞恥心が無い方だが、空にそこをまじまじと見られると、何故か顔に熱が集まっていく。
魈
空
魈
空
魈
頑なに魈が脚を広げようとしないので、仕方なく膝を掴んで無理矢理開く。
魈
魈が羞恥に身を捩る。恥ずかしさでずっと頭の中がぐるぐるしている。
そんな魈の思考を知ってか、空は羞恥を煽る様に太腿の付け根や鼠径部を撫でていく。
魈
空
魈
空
魈
魈の後孔に、何かぬめぬめとしたものが当てられる。 自分の下半身を確認すると、尻には空の手が伸びていた。
魈
空
魈
尻に何かが入ってくる。 坐薬を入れられる感覚にも近いが、もっと柔らかくて痛みは少ない。ように思う。
魈
空
魈
空
魈
意味がわからない。何故尻を解す必要があるんだ。
空
魈
空
魈
中に指を追加される。バラバラに動く感覚が気持ち悪い。
魈
不意に、中のしこりを指の腹で押される。
魈
空
魈
空
魈
一応この世界の魈は人間だ。性欲の類もある筈だが、精通してないならそういうのも無いかもしれない。 中2で精通してない、というのは有り得なくはないそうだが、それでも少し遅い。
空も少しだけ心配になって、一旦魈の中から指を抜く。 そのまま、魈の使われていない、綺麗なピンク色をした陰茎へ手を伸ばす。
空
魈
空
魈
空
魈
空
魈
空
そう言って、空は再度魈の尻に指を挿入する。 前立腺を指先でくりくりと弄られると、勝手に腰が浮き上がってしまう。
魈
空
魈
快感。ほんの数回程だが、本でそういった表現は見た事がある。 カクカクと腰が震えてしまうこの感覚が、それなのだろうか。
空
魈
中で動かされていた指の動きが止まる。 余計に空の指の形がくっきりと分かって、中が一度だけきゅうと疼いた。
空
そう言って、空は自分の衣服を脱ぎ始める。
下着を下ろすと、既に固く張り詰めたモノが出てきた。
魈
魈の尻に、空のものが押し付けられる。 焦らすように後孔の周りを先端でなぞられると、なんとも言えない感覚がする。
魈
空
魈
……もしかして、セックスも知らないのかと空がまた心の中で頭を抱える。
魈
空
セックスを知らない訳ではないようだが、やっぱり純粋なようだ。 まぁ、同性愛なんてのはこの世界では滅多にないようだし、BLも友人がいなければそういう話も聞かないだろうし、知らないのも無理は無い。
空
魈
空
魈
空が腰を押し付け、先端を魈の中へ入れ始めると、首を横に振って露骨に嫌がり出した。
魈
空のものを受け入れるにはまだ少し解し足りないのか、魈の穴が小さすぎるだけなのかは定かでは無いが。 魈は後孔が引き伸ばされる痛みに顔を顰める。
魈
空
魈
珍しく、魈が素直に痛いと訴える。 なんだかそれが嬉しい気がして、空は魈の頭を撫でる。
空
魈
この様子なら、一旦は止めてくれそうだ。そう安心したのもつかの間で、魈の腰を無慈悲に掴むとそのまま先程よりも早く、ずぶずぶと陰茎を魈の腹の中に収めていく。
魈
空
結合部を見て、空は酷く愛おしそうな笑みを浮かべる。
痛みに悶える魈とは対極的で、穏やかな笑顔だった。
空
魈
空
可愛いとは言ったが、それでも魈に痛い思いをして欲しくないのも本心だ。 次回からはどうすれば痛みなく挿入できるのか、と空は少し考え込む。
空
何を思い付いたのかは魈には分からないが、空はそんな事を言うと、相変わらずの穏やかな笑みを魈に向けるだけだった。
魈
自分に向けられる、あまりにも優しい笑顔に背筋が凍るような感覚がする。
今夜は暑いはずなのに、魈は一度だけぶるりと身震いをした。
滅茶苦茶タップ数が多くなってしまったので一旦区切ります。 後編はすぐ公開する予定です。
最後まで閲覧ありがとうございました〜