雲一つない真っ青な空の下で、1人の男性がサッカー練習をしていた。
私は、思い切り息を吸ってお腹に力を入れた。
『かけるーーーー!!!!お弁当持って来たよ!』
よし!言えた。彼に声は届いたかな?
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こんにちは!私の名前は『藤村空』だよ。
私の手を握ってるのは、妹の『希』。
さっき、私が声をかけたのは『角田かける』っていう人なんだ。
私達は、同じ高校で2年のいわゆる幼なじみだよ。
あっ!こんなことしてる場合じゃなかった!
空(私)
かける!!!今日はかけるの好きな玉子焼き入れといたよ。
空(私)
まぁ、幼なじみなら知ってて当然だし!///
かける
空(私)
って、あれっ?
彼はボーッとしてて話を聞いていないみたいだった。
空(私)
ねー
もう。じゃあ近づいてっと…
空(私)
かけるってば!きいてんの?!
かける
うおっ?!ビックリするわ。耳元で叫ぶなよー
空(私)
(何よ…さっき勇気出して言ったのに…)
空(私)
ボーッとしてる方が悪いんですぅ
かける
あーはいはい。スミマセンデシタ(棒)
空(私)
絶対思ってないよね?(笑)
かける
で、俺にお弁当を作ってくれたのでは?(๑¯ω¯๑)
空(私)
あ、そうだった!お弁当渡しにきた!!!
空(私)
かけるの好きなトマト入れたからね!
かける
俺トマト嫌いなんだけど
空(私)
あれ?そうだっけ(棒)
本当は嫌いなの知ってるもん。
玉子焼き入れたのは内緒にしてやる!お弁当開けたらビックリするかな?
かける
空(私)
でも、栄養とらないとこの暑さじゃ倒れちゃうよ!
かける
そうだな。ありがとう!
空(私)
どういたしまして!///
彼はすごく嬉しそうにしていた。
お弁当作って来てよかった!ていうか、、、、
空(私)
(キャー!!!!!ちょ〜カッコイイ!めったにそんな顔しないよね?!反則だよ〜…♥)
キャッ?!
失礼しました💦
心のこえで分かっちゃったと思うけど、かけるのことが大好きです!
彼のどこが好きだって?
それは、、、、声をとか仕草とか優しい所とか…etc
でも、1番は笑顔だよ!
これからも、この笑顔を見れるのかなー?