ゴースト
ゔおぉ…
ゴースト
熱がまた上がってきたぁ…
ゴースト
スダード↑
ワース・マドル
(なんやかんやで出ることになったが…)
なんで本当に兄さんがいるんだよ!!
ワース・マドル
お初目にかかります、ルカ・マルドと申します
カルド・ゲヘナ
おぉ、すごい礼儀正しいんだね
ワース・マドル
えぇ、お相手は神格者様ですから
ワース・マドル
それで、ご相談がおありで?
カルド・ゲヘナ
うん!オススメの蜂蜜を教えて欲しくて___
ワース・マドル
あぁ、それでしたら〜〜〜〜などいかがでしょう?
カルド・ゲヘナ
へぇ!そんなものも売ってあるんだね
ワース・マドル
そちらの方は?
オーター・マドル
私か?
ワース・マドル
えぇ
オーター・マドル
私は…
オーター・マドル
探している者がいるんだ
ワース・マドル
神格者様に探されるなど、その方はさぞ光栄ですね
オーター・マドル
…そうか
オーター・マドル
今から言う情報の中にお前が知っているものがあれば言ってくれ
ワース・マドル
承知しました
オーター・マドル
まず私の妻で
カルド・ゲヘナ
(妻ッッッ?!)
ワース・マドル
(妻ッッッ?!)
オーター・マドル
?カルド、なぜそんなに驚いた顔を…
カルド・ゲヘナ
いや…ごめんね、オーターが恋愛に興味があったなんて初めて知ったから…
オーター・マドル
??
オーター・マドル
まあいいです、続けましょう
オーター・マドル
そして逃走中の身です
オーター・マドル
イーストン生で、成績も良く
オーター・マドル
努力を惜しまない人間を知りませんか?
カルド・ゲヘナ
(妻って言ってたけどもしかしてワース君…???)
ワース・マドル
…私が知る限りでは、そのような方は知りませんね
ワース・マドル
ご協力できず、申し訳ありません
オーター・マドル
…そうか、では念の為顔写真を渡しておく
ワース・マドル
念の為…とは?
オーター・マドル
もしここへ来た時保護を頼みたい
ワース・マドル
なるほど、そういう事でしたら
オーター・マドル
ああ、これだ
ワース・マドル
2年生の時の…ボソッ
カルド・ゲヘナ
!!
カルド・ゲヘナ
今、なにか?
ワース・マドル
?いえ、ただの独り言でございます
カルド・ゲヘナ
そう、じゃあ今日はありがとうね
ワース・マドル
いえ、お役に立てたのなら幸いです。
ワース・マドル
それでは
ワース・マドル
はァ〜〜〜〜↑
ワース・マドル
疲れすぎて死にそう…(?)
ワース・マドル
にしても…本当に兄さんが来てたとはな…
ワース・マドル
びっくりだぜ
オーター・マドル
貴方がワースだったんですね。
ワース・マドル
?!
ワース・マドル
(兄さん?!)
ワース・マドル
し、神格者様…?まだなにか御用が…?
カルド・ゲヘナ
うん、用事はあるね
オーター・マドル
貴方がワースであるのならば
ワース・マドル
いえ、私は先程申した通り、ルカ・マルドでございます。
オーター・マドル
ではなぜ、先程兄さんなどと口にしたのですか
ワース・マドル
あれは兄が市場にいたためびっくりしたのです
ワース・マドル
手紙で今日来ると言われていたので
ワース・マドル
(まずいな…そろそろ変身薬の時間が、ッ)
オーター・マドル
変身薬を使っているのであれば時間が無いのでは?
ワース・マドル
変身薬など…違法ギリギリの薬ですよ?
ワース・マドル
そのようなものを私のような相談屋が持っているわけ…
オーター・マドル
確かに、相談屋では持てないかもしれない
オーター・マドル
だが、貴方ならできるのでは?
オーター・マドル
ワース
カルド・ゲヘナ
これ、変身薬を強制的に解かす薬なんだけど、試してもいいかな?
ワース・マドル
ッ、そ、それは…!
オーター・マドル
なにもやましいことがないのなら応じることなど可能でしょう?
ワース・マドル
ッ、そう…ですが…
カルド・ゲヘナ
じゃあ、試させてもらうよ
シュゥウゥゥッ
ワース・マドル
…ッ
オーター・マドル
やはり、ワースでしたか








