莉久
いたた…
莉久
鎮痛剤が薄まってきちゃった
莉久
また、会えるかな
一分
入っていいよ
陽介
おう!
一分
で、急になに?
陽介
さっきの莉久って女の人のことだよ!!
一分
え?
陽介
あの人俺見た事あるんだ
一分
…!!
陽介
あれは、おばあちゃんの見舞いに行った病院でー、
おばあちゃん
ありがとうねぇよっちゃん
陽介
いえいえ!
陽介
自分も見舞いに行けて光栄ってやつっす!
おばあちゃん
あらあら、嬉しいわぁ
陽介
へへっ
おばあちゃん
あ、莉久さん
莉久
あ、こんにちは
陽介
知り合いっすか、ばあちゃん
おばあちゃん
そうだよ、とっても親切にしてくれるの
莉久
いえいえ、とんでもない
莉久
ぼく、
陽介
?、はい
莉久
おばあさんのこと好き?
陽介
…もちろん、っす
莉久
そう
莉久
良かった
おばあちゃん
私そろそろ宮澤さんのとこ行くわね
莉久
はい、また
陽介
き、気をつけてな、ばあちゃん
おばあちゃん
はいはい
陽介
…てなことがあったんだ
一分
それならどうして莉久さんは
一分
陽介を覚えてなかったような様子だったんだ…?
陽介
さぁ、ほとんど一瞬だったし
一分
…
なにか、引っかかる…
陽介
あ!
陽介
きらきら星だって!テレビ!!
陽介
懐かしいなぁ
一分
…きらきら星…?
ズキッ
一分
いたっ!
陽介
!?いっちー!?大丈夫!?
一分
え、あ、うん大丈夫
一分
(ただの頭痛か…)
???
きーらきーらーひーかーる♪
一分
うあ''あ''あ''あ''っ!!??!!?
陽介
いっちー!?
あれは…
誰…?







