幸せ耐性

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■幸せ耐性■

論「うさぎくん、あちこち飛び回って忙しそうだね」 リ「仕事てんこ盛りで体調が心配だよ〜」

塁「更に会えない時間は恋人にとって苦行でしょう」 サ「お互い色々と溜めこむことになるもんな」

論「なるほど〜確かにタダでさえエルはうさぎくんが足りなくて仕方ないってのにね」

塁「今週ようやく時間ができたでしょ、待ってましたとばかり足腰立たなくされますわな」 サ「いつでもオオカミになれるってやつだ」

塁「お腹を空かせたオオカミが満足するにはうさちゃんなんか何匹食われなきゃならないんでしょうね」 リ「それな」

論「そりゃもう色々と３倍増しだと思うし～」 サ「３割増しじゃなく３倍増しかw」

塁「きっとリビングまでもちません、靴を脱ぐだけで精一杯」 論「え、玄関で？」

リ「部屋まで待てないのっ！？ってうさぎくんに怒られるよね」 塁「怒るのは事後でしょ、事に入る前には制止なんかできないですよ」

サ「ああ、流されちゃう自分のことも制止できないっていう」 論「アハハハ！w」

塁「どうせ、風邪ひくだの体痛いだの怒ったってすぐ許しちゃいますから」 リ「それなPart２」

サ「そういや昨日はあの２人そろってオフだったろ」 論「てことは～？」

塁「今日ちょっと声が枯れてたり体が痛そうだったら、玄関で駆けつけおイタしたという事ですね」

リ「あ、噂をすれば」 論「おはよううさぎくん！」

兎「おはよ···」

サ「風邪気味？ちょっと声枯れてるな」 リ「動きが慎重、体も痛いんだね」

論「絵に描いたように予想通りじゃんww」 兎「へぁ？何が？」

リ「いやいや、うさぎくんも大変だねって話してたの」 兎「え？」

塁「まぁ大変だって本人がそれでいいなら口出ししませんがね」 兎「え？え？何の話？」

サ「幸せも体力勝負だな」 論「体力を消耗しても幸せかぁ〜」 塁「体力と幸せの等価交換ですよ」

サ「まぁ幸せで何よりだわ」 リ「それなPart３」 兎「？？」 END

玄関で怒られ、お詫びのお風呂でまた怒られ、でも許しちゃう好きだからw