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mb
pr
mb
返事はない。でも抵抗も弱い。細い手首が簡単に俺の手の中に収まる。
放っておけばよかったのに
家までの道のり、prはほとんど喋らなかった。足取りは重いのに、俺の袖だけは離さなかった。無意識なんだろう。頼る相手を探すみたいに。
部屋に入れてタオルを渡して温かい飲み物を作る。まるで昔から知ってる相手みたいな動きに、自分で少し笑いそうになる。
mb
pr
掠れた声が落ちる。
pr
その目はまだ少し濁ってる。けど、さっきよりはましだ。
答えに詰まる。
本当の理由は、言えない。
偶然見つけたわけじゃない。 あの日あの場所にいたのは、知っていたからだ。 近づけば利用できると分かっていたから。
でも今は
mb
それだけ言った。
少年はじっと俺を見る。 疑うより先に、信じようとしている目。
pr
pr
その言葉を聞いても、何も動かない。
胸がきしむこともない。 罪悪感もない。
ただ、計算が一つ進んだだけだ。
このままいけば、きっとこいつは完全に俺を信じる。 俺の言葉も、態度も、全部。
それでいい。
最初から、それが目的だ。