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※リクエスト 14話の【喧嘩】の続きです。
お時間かかってしまって申し訳ねぇ...。
ほんとに長くなっちまった。 お時間あるときに。
きんときのことを早く忘れたくて
早くこのドロドロとした 腐敗した最低な感情を無くしたくて
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自分でも最低なことを言ってることはよくわかってる。
でも、ここでこの感情を断ち切らないと きんときに迷惑をかけてしまいそうだから。
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そう。 あくまできんときのためだった。
シャークんからなんて返ってくるかわからなかった。 もしかしたら幻滅されるかもしれない。 そんなことも頭をよぎった。
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でも返ってきた言葉は 俺の最低な言葉を受け入れてくれる優しい言葉だった。
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胸が苦しくなった。
シャークんは俺のことが好きで俺のために頑張ってくれようとしてるのに
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俺はきんときのためにシャークんと付き合った。
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シャークんは真剣な眼差しをこちらに向けて そんな絶対俺に向けて言いような言葉ではないことを言ってくれた。
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今の俺にはこれしかいうことができなかった。
本気で人のことを好きになっている人を目の前にすると自分が惨めで仕方がなく思えてくる。
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嬉しかった。 本当に嬉しかった。
でも、きんときに言われてたらもっと嬉しかったんじゃないかって思ってしまう自分もいて、さらに自分が憎くなった。
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こんなに真っ直ぐ想いを向けてもらっているのに、 別の人の影を探している。
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いつの間にか、すぐ近くにシャークんの顔があった。
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そう言って、彼は冗談っぽく笑う。
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真正面から奪うのでも、 追い出すんでもなくて、 隣に座ろうとするみたいな言い方だった。
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なんでそんな優しい顔で言えんだよ...
ずるい。
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その言葉は、 熱もなく、強くもなくて、
ただ静かにそこに置かれているような。 そんな静かな優しさだった。
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そんなふうに思ってしまう自分がいた。
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短い返事
それだけなのに、
胸の奥が少しだけ、 さっきより軽くなっていた。
シャークんはほぼ毎日家に来てくれた。
今日は...俺が呼んだけど、
ほぼ毎日いるから話すこともだんだんなくなってきて、静かな時間が流れていった。
会話はないのに、 不思議と居心地は悪くない。
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ここ、俺ん家だけど...。
そんなツッコミをいう気力はなかった。
立ち上がってキッチンへ向かう背中を、 気づいたら目で追っていた。
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好きなのはきんときだ。 そう、好きなのは。
なのに。
戻ってきたシャークんは当たり前かのように俺の隣に座る。
グラスが触れ合って小さな音が鳴った。
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そう言って隣にいた彼は小さく微笑んだ
まっすぐだった
駆け引きも、遠慮もない。
ただ"嬉しい"って事実だけ
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その一言で、 胸の奥がじわっと温かくなる。
きんときを思うと苦しくなるのに、 シャークんを見ていると少し楽になる。
それが、なんだか怖かった。
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言葉にしてしまえは、 きっと軽蔑されると思った。
でも、
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あまりにもあっさりすぎて、思わず顔を上げた
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彼がニコッと眉を吊り上げて笑う。
ずるい。
そんな言い方されたら。
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また沈黙。
でもさっきよりも、少しだけ近い
触れてないのに、 隣に体温を感じる距離だった。
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忘れるためのはずだったのに...
付き合い始めて数日が経った。
あの日みたいな劇的なことは何も起きていない。
ただ、 当たり前に連絡が来て 当たり前に一緒にいる時間が増えただけ。
ピコン
スマホの通知音が鳴る
たった3文字
それだけなのに、胸が少しだけ跳ねる
前なら、 きんときからの連絡じゃないと意味がなかったのに...。
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と、小さく呟きながら返信をする。
ピコン
また通知音が鳴る。
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相変わらず軽い。
でも、その軽さに救われている自分もいた。
重く考えなくていい。 期待し過ぎなくていい。
ただ隣にいればいい。
それがこんなに楽だなんて、思いもしなかった。
デート中
並んで歩くたくさんの木で覆われた道
特別なことは何もないのに、 沈黙すら自然だった。
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そう言って、 当たり前のように上着を肩にかけてくる。
自分も寒いはずなのに...。
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笑い合う
普通のことだけど とても幸せなことだった
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きんときを思い出していないことに後から気づいた。
いつからだろう。
考える時間が少し減っている。
代わりに増えたのは
目の前で無邪気に笑ってる シャークんのこと。
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また笑い合う
その声を聞いて
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少しだけ。
ほんの少しだけ。
そう思えた。
もういつも通りと言ってもいいほど 見慣れた光景
隣にシャークんがいて ただ静かに一緒の時を過ごしていた。
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ほんとは全然違う。
ぼーっと色んなことを考えて、 気づいたら夜が明けていただけ。
でもそれを説明するのは正直面倒だった
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そう言った瞬間。
慣れない寝不足で立ちくらみを起こし、体がぐらっと傾く
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体を優しく支えてくれる
掴むのでも引っ張るのでもない優しい支え。
一瞬距離が近づいた。
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顔が熱い
なんでだろう。
今までだって触れられたことはあったのに。
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何事もなかったかのようにゆっくり離れるシャークん
それなのに、
触れられていた部分がやけに寂しく思えた。
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今、なんで思った?
寂しい?
誰に?
シャークんに?
おかしい。
おかしいだろ。
おれはきんときを忘れるためにシャークんといるはずで、
好きになるなんて、 そんな資格、俺にはないはずなのに...。
なのに。
さっきから心臓の音がうるさい。
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言ってから固まった。
俺が。
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そりゃそうだ
そうなるに決まっている
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次の瞬間
もう一度抱きしめられる。
さっきよりも優しく。
でも逃げられないように全体を囲うように。
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胸がギュッとなる
でも嫌ではなかった。
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俺はそこで考えるのをやめた。
ハグをされたまましばらく経つ。
離せって言えば離してもらえるのは分かってる。 でも言葉が出てこない。
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微かに笑う声
その声が近い
その声がとても安心する。
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おかしい。
すぐ近くにいるだけで、 こんなに心臓の音がうるさいなんて。
前は、こんなことなかったのに
きんときと居た時は ドキドキして、嬉しくて、
苦しくて辛かった。
でも今は違う。
あたたかい。
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当たり前みたいにいう。
シャークんはいつもそうだ。
俺の逃げ道を作らないくせに、 選ばせてくれるみたいな顔をする。
ずるい。
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そういって離れていき
歩き出す背中
そのとき、行かないで、って
意味の分からない感情が喉まででかかる
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なんて言うつもりだった?
別に、この部屋から出るわけでもないのに、
なんで無駄に呼び止めた?
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きっと本当は飲み物なんてどうでも良かった。
シャークんと一緒に居たかった
近くに、
きっと本音はこれだった。
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さっきの勢いで引き止めてしまった映像がフラッシュバックしてくる。
なぜ引き止めたのだろうか。
考えなくても分かっている。
理解したくなくて、慌てて首を振った。
違う。
まだ違う。
最近シャークんは忙しそうだった。
ゲーム実況以外にもシャークんには沢山やることがある。
会える回数も前より少し少なくなった。
会えていないわけでもない。
連絡は毎日してる。
それなのに。
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自分から始めた関係だ。
忘れさせてほしいなんて勝手にお願いをしたのは俺の方なのに。
なのに。
もっと欲しい、なんて。
前にシャークんが付けていた配信では
先輩方と会話しながらゲームをしているシャークんの姿が見えた。
楽しそうに笑っている。
....当たり前だ。
シャークんは優しいし、かっこいいし、ゲーム上手いし。
誰といたっておかしくない。
慕われるような存在だから。
分かってるのに...
心の中がぐちゃぐちゃになり
自己嫌悪に陥る。
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よくない思考がぐるぐるぐるぐる動き出す。
本当は先輩もシャークんのこと狙ってるんじゃないか。
俺よりも好きな人ができてしまうのではないか。
笑ってる。
................
なんで今、 取られそうな気がしてるんだろう...。
これ以上見ていたら おかしくなりそうだから
そこで配信のアーカイブを見るのをやめた。
連絡は来ていない。
忙しい、ってのは 頭でわかってる。
でも心が追いつかない。
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忘れさせて欲しいって言ったのは俺
好きになれるように頑張るって言ったのも俺
なのに今は、
俺の方が、 シャークんを失うのが怖くなってる。
ピロンッ
スマホの通知が鳴る。
画面には「シャークん」と表示されていた。
さっきまでの黒い感情が 一瞬にしてどうでも良くなった。
ずるい...。
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本当は、
本当は全然大丈夫じゃなかった。
声が聞きたい
会いたい
今どこにいるの?
誰といるの?
聞きたい。
でも、
嫌われたくない。
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打っては消して打っては消して。
結局当たり障りのない返事しか送れなかった。
なのに、
この言葉で、 全部どうでも良くなった。
自分の心が単純すぎて笑える。
でも俺も同じ気持ちだった。
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........え?
期待していた分、 今日会えない事実に直面し一気に心が沈む
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数日後
おしゃれなカフェに連れてきてくれた。
やっと会えた。
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距離あるなぁ...。
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メニューを見てるシャークんはいつも通り笑っている
優しい。
何も変わらない。
なのに。
自分だけ不安になっている。
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勝手に苦しくなる。
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本当は大丈夫じゃない。
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...付き合いだからしょうがない。
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その曖昧さでさらに不安になる
もっと色々なことを聞きたかったが、
これ以上聞くと余計な詮索しちゃいそうだし、
料理もきたので静かにうちに秘めることにした。
帰り道
隣にいるのに遠い気がしてならなかった
このまま、 居なくなってしまったらどうしよう。
想像しただけで、息が詰まる。
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答えはわかってる
立ち止まる。
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言いたい気持ちと言えない気持ちが同時にきて喉の奥が痛くなる。
言ったら嫌われるのではないか、
でも言わなきゃ自分が辛くなる
どちらも自分勝手な理由だ。
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言い方に語弊があったことに後から気づく
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もう隠せなかった。
これが本音だ。
俺はシャークんのことが好きなんだ。
沈黙
怖い。
言わなきゃよかったって 後悔が後から押し寄せてきた。
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ため息一つでさらに後悔が増す
やっぱり
重かったんだ。
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え?
顔を上げる
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シャークんは少し困った顔で笑っていた。
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手を掴まれる
強くて、あたたかい。
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その言葉を聞いてこれまでにない嬉しさを覚える。
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逃げ場がなくなる
嬉しくて
泣きそうになる。
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その言葉を聞いて
やっと同じ場所に立てた気がした。
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掴まれていた手を離されたと思ったら
今度は俺の両手首を片手で掴んできた。
絶対に逃さないみたいに。
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まっすぐ目が合う。
恥ずかしさで逃げたいのに、
逸らしたくない
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無言で俺の頬に手を当ててくる
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次の瞬間、
ふっと距離がなくなった。
柔らかい感触に 思考が止まる。
遅れて理解する
キス、されているんだ。
逃げなきゃ、とか 恥ずかしい、とか
そんなのより先に、
離れたくない。 が勝った。
どれくらい経ったかわからない
短かったはずなのに、
永遠みたいだった
唇が離れる
でも額がくっつきそうな距離のまま
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ずるい...。
そんなの、 ならないに決まってる...。
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俺が初めてシャークんに好きと言った瞬間だった。
認めた。
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コメント
7件
めちゃくちゃ小説的な描き方になってしまった。まぁそれもいいでしょう。リクエストありがとうございました。
見るの遅れてすいません!、めっちゃ良きです(*•̀ᴗ•́*)👍。通知見た瞬間めっちゃ嬉しくなりました!、最高です!! shk×krのcpってめっちゃ良きですよね。自分が頼んだのに、なんか最高しか言葉浮かばない…すいません。ありがとうございました!テンション爆アゲです!、w