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ゾム
ゾム
俺は、誰かに捕まった。 気が付くと、いつもの家... 目の前には一緒に過ごした天使と悪魔 けど、なにか違う? 俺は、この前誕生日に悪魔に貰った 黒いパーカーを来ていて、 フードを深く被っていた。 外そうと思っても、 ”俺に”止められる。 何故だろう。 開けちゃダメと強く思ってしまう。 でも、ある日分かった。 それは、”塗り替えられた”記憶だった。 ある日、いつものようにフードの下に 目隠しをしていたけど、 目隠しが千切れてしまった。 仕方なく、予備を付けようと、 鏡の前に立った時だった。
昔のゾム
人生で初めて自分の顔を見た。
彼の肌は白く、小顔で、 大きい目に、全てを見透かしたような瞳、 世で言う美男子だろう。 だが、ほかの子とは、少し異なる。 彼のおでこには、薄くだが切傷が残っている。 恐らく、無理やり実験されたときに付いた傷だろう。 そして何より、 彼の左目の瞳には、 a国の実験体である証、 ⋠ が付いていた。
昔のゾム
その後、激しい頭痛に襲われ、 俺は気絶した。
目が覚めれば、記憶は元通りだった。 彼らは居なかった。 俺の目の前から消えたのだ。
”1つの手紙と彼らの羽根”を残して---
実主
実主
実主
実主
実主
実主
実主
実主
ゾム