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「…?」

オンジョ(チョンサン)

起きて、チョンサン。

「あれ、目の前に俺がいる…」

オンジョ(チョンサン)

えっ…私オンジョだよ?

「は…?俺疲れてるのか?」

オンジョが俺に見えるほど 疲れてるのか?

オンジョ(チョンサン)

いや、自分の姿
確認してみなよ…

「!?」

俺はひたすら走った。

急に目の前に俺がいて、 そいつがオンジョだって言う…

俺はパニックになっていた。

洗面台に着いた俺は…

鏡に映る俺に ビックリしていた。

「えっ…!?」

鏡に映るのは俺では無くて オンジョだった…

チョンサン(オンジョ)

ちょ…どういうことだ…

オンジョ(チョンサン)

だから言ったでしょ?

オンジョ(チョンサン)

皆何故か入れ替わってるの。

チョンサン(オンジョ)

そうか…って…は!?

皆が入れ替わってる…

てことは…それぞれ誰かの 体になってる?

チョンサン(オンジョ)

皆!!

チャンイン(イサク)

お、おはよう…

チョンサン(オンジョ)

えっ、イサクだよな?

チャンイン(イサク)

何故か入れ替わった…

チョンサン(オンジョ)

そうか…

ギャァァァァァ!!

チョンサン(オンジョ)

!?

その声はジュニョンの自室から 聞こえた。

スヒョク(ジュニョン)

痛い…

チョンサン(オンジョ)

ちょ、大丈夫か!?

スヒョク(ジュニョン)

筋肉痛が…

チョンサン(オンジョ)

まてぇい!

チョンサン(オンジョ)

ジュニョンは最近筋肉痛
起こしたはずだぞ…

スヒョク(ジュニョン)

俺、スヒョクなんだよ…

チョンサン(オンジョ)

は?

チョンサン(オンジョ)

雨が降ろうと、

オンジョ(チョンサン)

槍が降ろうと、

チャンイン(イサク)

筋トレはかかせないんだね。

スヒョク(ジュニョン)

世知辛ぇ…

ジュニョン(スヒョク)

やったぁー!

ジュニョン(スヒョク)

遂に非力卒業だー!

チョンサン(オンジョ)

絶対ジュニョンだなぁ…

男子の中で一番 非力なのはジュニョンだ。

チョンサン(オンジョ)

そして一番力が強いのは
スヒョク。

チョンサン(オンジョ)

非力を卒業するってのは
そう言うことか…

ジュニョン(スヒョク)

今まで俺を馬鹿にしてきた
奴は反省しろ!

スヒョク(ジュニョン)

俺のアイデンティティが失くなる!

ジュニョン(スヒョク)

!?

チョンサン(オンジョ)

落ち着けスヒョク!

スヒョク(ジュニョン)

ギギギ…

オンジョ(チョンサン)

待って!落ち着いて!

チャンイン(イサク)

(押さえ付けてる)

スヒョク(ジュニョン)

戻ったら覚えてろ!

数分後

ジュニョン(スヒョク)

悪かったって。

スヒョク(ジュニョン)

ふんっ!

チャンイン(イサク)

スヒョク、許してあげなよ…

チョンサン(オンジョ)

頬を平手打ちするのは
必要ないだろ。

ジュニョン(スヒョク)

俺が非力だから痛くなかったけど…

スヒョク(ジュニョン)

(頬を平手打ちする)

ジュニョン(スヒョク)

イタッ(ちょっと痛いぐらい)

チョンサン(オンジョ)

なぁ?

オンジョ(チョンサン)

何?

チョンサン(オンジョ)

あれギョンスとナヨンだよな?

オンジョ(チョンサン)

殴りあってるね。

チョンサン(オンジョ)

まさかと思うがギョンスと
ナヨンが入れ替わってる…とか…

オンジョ(チョンサン)

大正解。

ナヨン(ギョンス)

このこのこの!!!

ギョンス(ナヨン)

このこのこの!!!

チョンサン(オンジョ)

帰ろうぜ…

オンジョ(チョンサン)

うん。

チャンイン(イサク)

何かあったー?

ジュニョン(スヒョク)

どうしたー?

スヒョク(ジュニョン)

チラッ…

オンジョ(チョンサン)

いや、何でも。

チョンサン(オンジョ)

早く行こうぜ。

ガシッ…

チョンサン(オンジョ)

ヒエッ…

オンジョ(チョンサン)

エッ…

ギョンス(ナヨン)

何逃げようとしてんだ?

ナヨン(ギョンス)

あんたらも来て。

イサク(チャンイン)

何騒いでんだ?

チョンサン(オンジョ)

イサク…いや、チャンイン!

オンジョ(チョンサン)

助けて!

イサク(チャンイン)

分かった…?

数 分 後

ウジン(ヒョジョン)

(ジャグリングしてる)

ヒョジョン(ウジン)

おぉー!

チョンサン(オンジョ)

あっ…

ナヨン(ギョンス)

多分…ウジンとヒョジョン…

イサク(チャンイン)

入れ替わってるな。

ギョンス(ナヨン)

嘘だろ…(中身ギョンス)

オンジョ(チョンサン)

これギョンスはダメ!
ギョンス部屋から出さなきゃ!

チョンサン(オンジョ)

ほら、行くぞ…

ギョンス(ナヨン)

イタタタタタ…(押されてる)

ヒョジョン(ウジン)

あ。

ウジン(ヒョジョン)

思いっきり…いる。

チョンサン(オンジョ)

バレた!

オンジョ(チョンサン)

ほら行くよ!!

ギョンス(ナヨン)

押すなぁぁぁぁぁ!!

ナヨン(ギョンス)

良いから出て!!

スヒョク(ジュニョン)

グググ…(一生懸命押してる)

ジュニョン(スヒョク)

来てる!

チャンイン(イサク)

ほらギョンス出て!!

ギョンス(ナヨン)

あぁぁぁ!!

数 分 後 !

ヒョジョン(ウジン)

私がウジンと入れ替わってると
知ったらめっちゃ拒否したね。

ウジン(ヒョジョン)

俺みたいな奴と入れ替わってると
知ったらめっちゃ否定するわ。

イサク(チャンイン)

酷い図だなぁ…

ヒョジョン(ウジン)

チャンイン!?

ギョンス(ナヨン)

せめて…ヒョジョンと
入れ替わりたかったよ…

ナヨン(ギョンス)

そ・れ・は!
私の体で言わないで!

ヒョジョン(ウジン)

あはは!w

ウジン(ヒョジョン)

ヒョジョン…なんで楽しんでんだ?

ヒョジョン(ウジン)

だって二度とできない体験だよ!

ヒョジョン(ウジン)

楽しむしかない!

ウジン(ヒョジョン)

それはやめろ。

ギョンス(ナヨン)

何か気持ち悪くなってきた…

ナヨン(ギョンス)

ギョンスの視点ではこれがこう見えるんだ!
(中身ナヨン)

ギョンス(ナヨン)

楽しむなぁ!!

チョンサン(オンジョ)

ホント、カオスだな…

オンジョ(チョンサン)

そうだね。

ガタッ!!

スヒョク(ジュニョン)

っ…痛ぁぁぁぁぁ!!

ナヨン(ギョンス)

力も意外と強くなってる!

スヒョク(ジュニョン)

ジュニョンはこんな経験を
していたのか…

ジュニョン(スヒョク)

えぇっ…

オンジョ(チョンサン)

今日はホント災難…

チョンサン(オンジョ)

災難過ぎる。

チョンサン

んんっ…あれ?

チョンサン

あ…戻った…?

チョンサン

あれ、夢なのか…?

オンジョ

夢じゃないと思うよ。

チョンサン

オンジョ?

チョンサン

どうしてそういいきれるんだ?

オンジョ

深夜になったと同時に幽体離脱してる感覚だったの。

チョンサン

そういや俺もだなぁ…

チョンサン

皆!!

イサク

チョンサンおはよ!

ジュニョン

なんか不思議な体験だったー!

スヒョク

それにしても不思議な
体験だったな…

ヒョジョン

もう味わえないのかなー

ウジン

だから楽しむなぁ!!
(ピコピコハンマーで叩く)

ヒョジョン

イタッ(ちょっと痛い)

ヒョジョン

えへへ…ごめんね!

ウジン

ムーッ(頬を膨らませる)

ナヨン

ホントあんたら仲良いね。

ヒョジョン

そうかな?

ウジン

別にそこまで仲良くない。

ナヨン

はぁ…

ギョンス

…(ウジンに嫉妬してる)

ヒョジョン

嫉妬しないでー!

ギョンス

あ、うん…

ナヨン

ロマンチスト~(小声)

チャンイン

ロマンチスト~(小声)

ギョンス

ちょっとボコす…。

ナヨン

ギャァァァァァ!!

チャンイン

ギャァァァァァ!!

チョンサン

あははw

オンジョ

元の生活に戻ってよかった!

しかし!これだけでは 終わらなかった!

別荘にいる七人がいた…

次回!別荘組が入れ替わり事件!

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