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赤西ってビッチだよな

分かる、誰にでも色目使うよね

期待だけさせといて、最低女じゃん

でも良い子ぶりっ子なんだよね

どうせ自分の為じゃないの?

それって偽善者じゃん

ほんと、性格悪いよな

暗くて、狭くて

そんな世界だった

ずっと邪魔だった

三ツ谷

山鳩さん、一緒に帰ろう

珊瑚

え、私?

珊瑚

…別に良いけど…

三ツ谷

よっしゃ!

マイキー

おーい三ツ谷!って

マイキー

隣の女の子前もいた子じゃん!

ドラケン

奇遇だな

マイキー

“皆”でこのままどっか遊びに行こうぜ

三ツ谷

良いなそれ

珊瑚

え?

三ツ谷

嫌だった?

珊瑚

そうじゃないけど…

場地

おい早く行こうぜ

急に輪を乱された気分だった

彼女が交わってきたものは

私の知ってる“皆”じゃなかった

今日、追い出そう

珊瑚

あ、ボール来てるよ、危ない

珊瑚

あと…ハンカチ、落としてたよ

いや、もう少しだけ待ってみよう

ドラケン

あ、珊瑚?さん

珊瑚

あ、え、はい

ドラケン

今日マイキーが遊ぶって言ってたけど来る?

珊瑚

…えっと…

三ツ谷

来いよー!

珊瑚

うん…

ドラケン

決まりな

今日、今日だ

今日必ず

珊瑚

…分かった

珊瑚

…こっち影あるから大丈夫

珊瑚

暑くないよ

…なんで

どうして、怒らないの

誰が誰と遊ぼうか関わろうが自由なのに

それを私は今強制したのに

珊瑚

なんでそんな顔をするの?

全てに諦めたような、目

私は最低だ

偽善者、ぶりっ子、構ってちゃん

全て言われ慣れた言葉だった

昔から、人と話すのが好きだった

誰かと笑いや悲しみを共にして、 楽しく過ごすのが大好きだった

…付き合ってください!

時間が経つと、好きだと言ってくれる 人が現れるようになった

でも、私が誰が1人を好きになれる ことはなかった

そうして断っていくうちに、 周りから人が離れていった

女達

うわっ出たビッチ…w

女達

ほんとタチ悪いよね!

女達

いなくなればいいのにw

理不尽な陰口、嫌がらせ

覚えもない無茶苦茶な噂話

決めつけで作り上げられた話

疲れてしまった

それ以来、人とは一定の距離を あけるようになった

適度に仲良く

近づきすぎないように

常に笑顔で、頼れて、可愛くて

そうして作り上げられていったものが、 今の私だ

そんな時出会った

千冬

こんなとこで何してんすか?

千冬

…立ち入り禁止ですよ

私を見つけてくれた人

マイキー

お前よく見るときれーな顔してんなー

ドラケン

いきなり何言ってんだお前は…

場地

ペヤング食うか?

沢山の噂話を聞いていただろうに

当たり前のように話しかけてきた人達

私は恋愛が苦手だった

誰か1人を特別な目で見たりするのは、 私には難しかった

他人に興味が無さすぎたのかもしれない

人に恋愛感情をもつことが、 私にはよく分からなかった

マイキー

てか今日どこ行く?

千冬

どこでも合わせますよ!

場地

動くのめんどくせぇー

三ツ谷

じゃあここでいっか!

マイキー

だな!ww

ここは居心地が良かった

無駄なことを考えずに済んだ

嫌な雑音を聞かずにすんだ

ひねくれ者の私には暖かすぎた

マイキー

よーし揃ったな!

マイキー

レッツ遊園地!

三ツ谷

あ!!あそこにいるのって

ドラケン

お、例の子だ

場地

あーほんとだ

マイキー

おーい!一緒に遊ぼうぜ!

珊瑚

え!?

それを、

あなたが奪っていかないでよ

三ツ谷

じゃあ、俺らは荷物見てるから

三ツ谷

遊んでこいよ

珊瑚

!?

ドラケン

あとでなー

素直な子なのは分かってた

良い子なのも分かってた

なんとなく、過去に傷つけられたことが ある子なのも分かった

だからこそ腹が立った

全てに諦めたような、あの目

傷つけられて汚されたら終わり、 もう立ち直れない、もう無理

そんな顔をしてる癖に、 皆に構ってもらえて愛されてて

私は作りすぎて、演じすぎて

素の自分がどんどん嫌いになっていって

ずっと苦しかった

けれど

三ツ谷

〜だからさ、

三ツ谷

…山鳩さん?

三ツ谷

ちょっ、どこに!

三ツ谷

山鳩さん!!

溺れた子を何も考えずに 助けに行って

そのまま飛び込んだ彼女を見た

私の中の何かが壊れた音がした

千冬

…?どうしたんすかね

千冬

って、どこいくんすか!?

珊瑚さん、あなたは凄いね

人に嫌われたくなくて常に1歩 引いていたのに

こーゆー時は後先考えずに走れるんだ

誰かの為なら、頑張れるんだ

ー私はなんの為に自分を作ったの?

もう人に嫌われたくなかったから

あんな思いしたくなかったから

苦しかったから

本当に、それだけ?

違うよ、違う

私はまた笑いたかった

全てリセットして、 またやり直したかった

今度こそ心から笑えるように、

私が好きになれる私になりたい

覚悟を決めて、私は沈んだ2人の 腕を掴んだ

三ツ谷

あぁ…クソっ!!

三ツ谷

大丈夫か!?

マイキー

おい!水!いや水でいいのか!?

ずっと、思うように息ができなかった

千冬

息出来ますか!?

千冬

俺が誰か、分かりますか?!

苦しいはずなのに

やっと、やっと息ができた気がした

私はずっと、邪魔だとか輪を乱すとか

そんなことばかり考えていて

でも本当は分かってた

最初からずっと、分かってた

珊瑚

……

私はずっと、あなたが羨ましかった

珊瑚

…雪葉さん

雪葉

……

珊瑚さん

ハッピーエンドの作り方

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コメント

6

ユーザー

続き楽しみです いい話です

ユーザー

いいお話だ😭

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