透明なキミとの数日間

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ｼｬｯ(カーテンを開ける

差し込んだ光が眩しく目が覚める

と、いいながら部屋を飛び回っているゆーれい

私のスマホを触って確かめている

夏の日差しが身体を焼いていく

そう言ってゆーれいに近づいてみる

幽霊だから…？

凄く涼しくて心地良い

あんま女子に耐性持ってないのかな、と思い

もっと距離を詰めてみる

そうしたら振り返るゆーれい

意外と近い…！？

あれ、私なんかやばいことしてた、！？//

そう言って笑うゆーれいは

“綺麗で色っぽかった”

と指を差した方向には

交差点に“少しへこんだトラック”や“パトカー”

それに、警察？かな

たくさんの人がいた

もしかして、

でも、あれがゆーれいだとしたら

なぜだろう、

最近知り合ったばかりで

何も知らない相手なのに

＿＿一粒の涙が溢れた

優しく私の頭を撫でてくれる

もちろん触れられてはいないけど、

なぜか温もりが伝わってくる気がした

もう少し、もう少しだけ、この生活もいいなと思ってしまった

8月7日 ちょっとだけゆーれいの手がかりが掴めた