この作品はいかがでしたか?
116
この作品はいかがでしたか?
116
森の奥の花畑。
そこでいつも見かけるカノジョ。
そんなカノジョに僕は声を掛けた。−
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
これが、カノジョとの出会い。
それから僕は、時々カノジョに会いに行った。
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
そう言ってカノジョはイタズラそうに微笑んだ。
名も知らない、不思議なカノジョ。
一緒にいると、とても楽しい。
…そう思えるようになった。
そんなカノジョに
僕は…
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
そう言ってどこか寂しげな微笑みを見せるカノジョ。
グレー
グレー
グレー
グレー
この時僕はカノジョが言った意味が分からなかった。
グレー
グレー
グレー
グレー
何故カノジョはあんな反応をしたのだろう。
私は…ううん。やっぱり…教えられない。ごめんね
ボクはそれが気になっていた。
何か…嫌われる事でもしただろうか。
帰り道にて。ー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
グレー
僕は胸を弾ませながら近くの花畑へ通った。
花畑。−
グレー
グレー
グレー
来たのは良いが、生憎ボクはプレゼントする花を決めていなかった。
グレー
グレー
僕はすぐ側にあった黄色いチューリップを手に取った。
グレー
僕が花畑から出ようとした時
突然視界が暗くなった。
世界が"暗転"した。
見る見るうちに空が黒ずみ、おかしくなっていった。
蓮██ァ琥ラ那ニ███
グレー
これ…ッ!−
そして僕らの場は一瞬で
地獄となった。
グレー
グレー
今はカノジョが心配でならなかった。
もし、カノジョに何かしらがあったら…
グレー
グレー
グレー
グレー
一向に景色が変わらない。
今もなお、誰かの悲鳴が聞こえる。
グレー
グレー
紙と花が添えられていた。
グレー
グレー
花畑で話したキミへ。 拾ってくれたかな。昨日は本当に…ごめんなさい。理由があるの。私、もう、キミと会えないの。
親しくなったら辛いから…名前は教えられなかったの。でも…今となっては…教えれば良かった。
会えない理由は、書けない…。ごめんなさい。でも、こんな醜いスガタ見せたくないの。
最後に。私の名前はヴィネリアです。伝えるのが、遅くなっちゃった…ごめんなさ
手紙はここで途切れている。ー
おそらくここで世界が暗転したんだ…ろう
グレー
グレー
グレー
ある日から身体中が痛い。
どうやら体内の植物が急成長しているようだった。
このままじゃ…体を貫いてしまう。
死んでしまう。…キミにも…もう逢えなくなる。
これは。どうにも出来ないコト。
なら…ッ最後、に…
キミに…謝りたい。
コメント
4件
あっ最高です!?!?初コメ失礼しまs))爆散
切なっ!泣いたわ(泣)