テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
21
ライアーミル
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
めるの駄々こねにより、無理矢理連れていかれた澪、 めるは澪の腕を引っ張りながら嬉しそうにしている。
める
める
める
めるは指をおり、数を数え始めると、
腕を引っ張られながら、呆れ気味に笑う澪。
澪
澪
澪
める
二人は仲良く手を繋ぎながら、店に入る。
める
店に入るとめるは興奮し、見渡すなり、 一直線になぜかピアノのサンプルコーナーに走る。
澪
急いで走るめるを追いかけると ピアノの椅子に座り、澪を見る。
める
める
澪
澪
顔が蕩け、隣の椅子に座ると嬉しそうに ピアノを演奏するのを見始める。
めるは指先をつけると、演奏し始める。 音程が壊滅的で、歌詞も意味が分からないが、 確実に澪をディスっていることは明らかだった。
れーは、のっぽの、もやしさん。 めるがいないと、なにもできない。 かおが、ちょっと、こわいけど、 目が、いつも、じとーって、してるけど! まっしろな、およーふく。 いっつも、おなじで、びんぼーなの? めるを、おへやに、閉じ込めて、 ひとりぼっちで、さびしんぼ! れーのあたまは、からっぽ! めるのことしか、はいってなーい! かーす、ばーか! でもたべちゃうくらい、だいしゅきなのー!
バーン!
演奏し終えると同時に鍵盤を両手で叩きつける、 しばらく無言で聞いていた澪はこめかみを押さえ。
澪
める
キラキラとした眼差しで澪を見る。
澪
澪
澪
める
溜息をつき、めるの頬をむにっ、と軽くつねる。
澪
澪
める
澪の告白に満足したのか、めるは上機嫌で ピアノの鍵盤を適当に叩きながら上目遣いで。
める
澪
顔が輝き、ニッコニコの笑みで首を縦に頷く。
める
める
澪
澪は重そうにミニピアノを持ち上げ、かごに入れる。
澪
かごに入れるのを見ためるは、楽しそうに 次の棚に走る。
める
棚にあるピンクの箱のステッキを指差し、 ぴょんぴょんと跳ねる。
澪
澪
めるの腕を掴み、レジに向かおうとする澪。 その手を振り払い、うるうるとした目で。
める
めるの眩しい表情に一瞬心が揺らぐが、 すぐに持ち直す。
澪
澪
める
ステッキに手を伸ばし、取ろうとすると、 澪に阻止され、涙目になる。
澪
める
うわああぁん!!!
める
床に寝っ転がり、足をバタバタとまるで 幼児のように、駄々をこね、周りの人達の 視線が澪に刺さる。
める
める
澪
澪
澪のいつもの甘い声が消え、トーンが低くなると、 めるの肩がビクッと跳ね、冷や汗が背中を伝う。
床に座り込んだめるの前にしゃがみ込み、 優しく髪を撫でる。
澪
澪
める
澪の顔を泣きながら見ると目が全く笑っていない。 それに気付き、泣き声が小さくなる。
澪
澪
澪の指がめるの首筋をなぞられると、 めるは本能的に肩を震わす。
澪
澪
ポンポンとめるの頭を撫でながら、 脇の間に手を入れ、立ち上がらせる。
める
澪
親指でめるの涙を優しく拭うと、 ステッキに手を伸ばしかごに入れる。 めるは澪の服の裾をぎゅっ、と握り、 二人はレジに向かう。
める
さっきの怯えはどこはやら、視界に入った ぬいぐるみの棚に再び目を輝かせる。
める
ピクッ、と肩が揺れる。
澪
める
澪
白いうさぎとピンクのうさぎ二匹を 手に取り、即興劇を始める。
める
澪
硬直。
める
める
親子連れの人や、店員がぎょっ、とした目で、 澪を見ると耐えきれずに困ったように。
澪
激しく首を左右に振り、めるに近付く。
める
める
めるの肩を掴み、ゆさゆさ、と揺さぶる。
澪
める
レジで大量のおもちゃとぬいぐるみを 詰め込んだ袋を抱え、澪はめるを連れて 駐車場に向かう。
める
車に乗り込むと、めるは早速買ったばかりの白い 方のうさぎを微笑みながらぎゅっ、と抱きしめる。
澪
澪は運転席に座り、めるのと自分の シートベルトを締める。
澪
澪
める
澪
澪