主
続きです!
主
どうぞ!!
医務室
伏黒恵
家入さん!!
虎杖悠仁
五条先生が!!
家入硝子
ん?どうした
家入硝子
あーこれか
釘崎野薔薇
これ?
家入硝子
ああたまにあるんだこうゆうの
家入硝子
聞きたい?
1年
聞きたいです!
家入硝子
わかった
家入硝子
辛い話になるよ
1年
…はい
家入硝子
わかった話すね
家入硝子
あいつは去年親友を殺したんだ
家入硝子
高校生までろくに外に出して貰えなかった世間知らずの五条を大切にしていた親友
家入硝子
クズだったけど優しくて五条を守ってくれた
家入硝子
名前は夏油傑
伏黒恵
っ…
家入硝子
そうあいつだよ
家入硝子
去年百期夜行を起こした
家入硝子
最悪の呪詛師だよ
1年
先輩から聞いたことある
1年
先生はなんでそんなやつと!?
家入硝子
あいつは元々私らと同期で五条と同じ特級呪術師だった
家入硝子
いつも2人で馬鹿げたことばっかり
家入硝子
あいつは目をキラキラさせてた
家入硝子
ずっと一緒だと信じてた
家入硝子
でも違った
家入硝子
ある任務で夏油は非呪術師を守ろうとする思いを無くした
家入硝子
そして村人112人を殴殺最悪の呪詛師となった
虎杖悠仁
どうしてそんなこと…
家入硝子
さぁわかんないや
家入硝子
そして去年百期夜行で五条は夏油を殺した
家入硝子
自分の手で殺した
家入硝子
もうあいつは自分を大切にできない
家入硝子
ずっと自分を否定している
家入硝子
多分夏油の声がするんだと思う
伏黒恵
幻聴?
家入硝子
ああ
伏黒恵
確かに小さい時先生の部屋覗いたんです
伏黒恵
そしたら傑って言って泣いてました
伏黒恵
五条先生気づいてたみたいで 頭痛そうに笑いながらごめんごめん本読んでて感動しちゃったって言ってたんです
虎杖悠仁
伏黒恵
笑顔の先にある悲しそうな目
伏黒恵
今思えば見慣れてて分からないだけで五条先生の笑顔はずっと悲しそうです
虎杖悠仁
何も気づけなかった
釘崎野薔薇
悩みなんてないなんて思っちゃた
家入硝子
気づけなかったなんて責めなくていいよ
家入硝子
これは呪いなんだよ『最強である呪い』
家入硝子
あいつらは2人で最強だった
家入硝子
1人で最強の自分を攻める夏油の声が聞こえるんだろう
1年
…
家入硝子
だからあいつは無理をするストレスで気持ち悪くなっても熱が出ても何があっても任務も全てこなす
家入硝子
薬の服用も多い
家入硝子
私からは何を言ってもダメだ
家入硝子
あいつの心の傷を癒せるのは夏油なんだろう
家入硝子
それを気づかせるのには…
釘崎野薔薇
私たちでしょ!!
虎杖悠仁
ああ!
伏黒恵
俺たちで先生の悪夢を断ち切ろう!
伏黒恵
幻聴をいいものに変えるんだ
釘崎野薔薇
夏油さんに言ってもらうの!
虎杖悠仁
無理するなって!
家入硝子
みんなありがとう!よろしくね
1年
当然です!
家入硝子
笑笑(昔を思い出す)
1年
??
五条悟
んー
五条悟
あれっみんな?
家入硝子
むりするなっつたろ
五条悟
ああ
五条悟
倒れたのね
五条悟
ごめんねみんな迷惑かけて
釘崎野薔薇
そうじゃない
五条悟
え
虎杖悠仁
今まで気づけなくてごめんね先生
釘崎野薔薇
ほんとにごめんね先生
伏黒恵
傑さんは先生のことずっと大切に思ってますよ
虎杖悠仁
先生のこと大好きだよ
釘崎野薔薇
ずっとだよ
五条悟
え
五条悟
みん…な
傑
悟
五条悟
傑!
傑
悟は大切な親友だよ
傑
悟と同じように私も思ってるよ
五条悟
…
傑
私たちは2人で最強だ
傑
あんまり無理はしないでね
傑
私はずっと悟のそばにいるよ
五条悟
…はっすぐ…る
五条悟
これからも一緒だよ
傑
ずっとね
この後僕は声をあげて泣いた
みんながどんな顔してたかなんて覚えてないそんなことどうでもいい
僕は呪いだと思った
『ずっと一緒』これは最強の呪いではなく傑の呪いだ
これから傑一緒入れるまた笑顔になれる
これはそうゆう呪いだ
もうクリスマスイブは怖くなんかない
むしろ大切な思い出だ
主
最後まで見ていただいてありがとうございました✨🙇♀️誤字っててたらすみません💦
主
切ない繊細な過去を持つ五条の物語にしてみました😊
主
リクエストなどコメントして頂けると嬉しいです🥰🙇♀️
主
それでは☺️