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※夜です

楡井

…さん!

楡井

す…さん!

蘇枋

…?(誰…?)

楡井

蘇枋さん!

蘇枋

んぅ…パチッ

楡井

大丈夫ですか!?

蘇枋

ハッ

蘇枋

桜くんは!?

桐生

…オレたち、すおちゃんが目を覚ます少し前に目が覚めたんだけど…

楡井

周りをみてみても…どこにもいなかったんです

蘇枋

…連れ戻せなかったんだね…

楡井

…そういうことですね

蘇枋

ポロポロ

桐生

!?ギョッ

楡井

ど、どうしたんですか!?

蘇枋

オレが…最初にオレがあんなこと言わなかったらこんなことにもなってないんじゃないかって思って…!

蘇枋

オレのせいで...オレのせいで桜くんは…!

トコトコ

梅宮

トコトコ

蘇枋…決してお前だけのせいじゃない

そんなに思い詰めないでくれ

梅宮

そうだぞ!

梶蓮

…オレだって桜の辛いときに一緒にいてやれなかった

梅宮

蘇枋と梶がそれで思い詰めているんなら、オレだって普段、兄ちゃんに頼れよ!とか言ってるのに結局は信じてやれなかった

梅宮

というか、頼ってくれそうだったのにオレはそのチャンスを桜の気持ちごと潰したんだ

梅宮

オレの方こそ桜を追い詰めて…

もうそんなこと言っても仕方ないだろ

前をむけ

今後についてしっかり考えろ

梅宮

でも…オレ一人じゃ…

椿野

別に一人で考えろなんて言わないわ

椿野

みんなで考えればいいの

兎耳山丁子

そうそう!

兎耳山丁子

一人では思い付かないこともみんなで考えれば思い付くし!

十亀条

みんなで考えた方が気持ちも楽だよねぇ

十亀条

…辛いんならみんな、泣いていいんだよ?

梅宮

な、なに言って…

十亀条

だって、特に梅宮と眼帯くんは思い詰めて、泣くのを我慢してるように見えるよぉ?

十亀条

ちゃんと泣きたいときに泣かないと、それこそ後悔するよぉ?

蘇枋

グスッ

梅宮

ポロポロ

蘇枋

ずっと…あの日から考えてたんだ…ボソッ

楡井

桐生

なにを考えてたの?

蘇枋

なんで…あの時桜くんじゃなくてあんなゴリラを信じたんだろうって…ポロポロ

梅宮

桜ぁ…ポロポロ

梅宮

ごめん、ごめんなぁポロポロ

梅宮

こんな…不甲斐ない兄ちゃんでごめん…ダメな先輩でごめんな…ポロポロ

 

 

 

蘇枋

ありがとう、泣き止むまで待ってくれて

楡井

いえ!大丈夫ですよ!

桐生

また、桜ちゃんに会えたとき…ちゃんと謝ろ?

桐生

桜ちゃんのコトだからきっと…謝罪の言葉だけは受け取ってくれるんじゃないかな…!

蘇枋

そうだね…!

蘇枋

本当にありがとう…諦めずに頑張ろう

梅宮

いくら桜に拒絶されても!オレは!絶対に謝って許して貰うんだぁー!

…励まさなかった方がよかったか…?

椿野

いいじゃない、梅って感じで!

ま、そうだな…

十亀条

さすが、鋼の心の待ち主だねぇ

兎耳山丁子

そうだね、亀ちゃん!

十亀条

(思ったんだけど…オレら桜がそんなことされたなんて知らなかったんだけど…)

十亀条

(なんでこうなってるんだろ…)

兎耳山丁子

(それはオレらが結構重要な人物だからだよ☆)

十亀条

(心の中に入ってこないでよぉ…)

十亀条

(あと、メタいよ?)

兎耳山丁子

(別にいーじゃん!)

梅宮

ま、それはそうとして…

梅宮

今週の土曜日にでも接触を図るか…

梅宮

そして、謝る!

蘇枋

それが一番いいですね

じゃあそうするか

楡井

桜さんは、○○ショッピングモールのクレープ屋に棪堂哉真斗たちと一緒によく行っているみたいです

桐生

きっと杉ちゃんもいるんじゃないかな~?

梅宮

そうと決まれば、土曜日、1日中ショッピングモールに行くぞー!

次回 待ち伏せ

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