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『異界』と呼ばれるその国は,
国
人
関係
信頼
全て壊れてしまっていた.
『こんな世界、消してしまえばいいんだ』
『君は何を優先する?』
『やめてッッ!!もうその話をしないで…ッッ!!』
『残念だったね』
『後悔したな…』
『もう誰も信じない――
たとえそれが、神様だとしても』
とある神は言った.
『あの国は助けようがないですよ』
もう一つの神は言った.
『あの国は助けがいがありそう!!』
そして死神は言った。
『いいんだよ.このままで』
足に何かがあたった.
俺は足元を見た.
血まみれの物体.
ぐちゃぐちゃにされて,とても見ていられなくて…
アンド
前までは普通の,幸せな,一緒に楽しめる仲間だったのに.
今では敵.
人を襲って,また襲って…
何が楽しいのかわからない.
何の得をするのかがわからない.
俺は何をすればいい?
こんな中,俺は何をする?
ただ立っているだけだった.
逃げることしかできなかった.
俺はそれだけ「駄目で弱い存在」だから…
アンド
助けたら失敗する.絶対そうだ.
助けなかったら相手が死ぬ.
どちらを選ぶ?
どうする?
アンド
俺は森の奥へと進んだ.
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