一 緒 に
青
紫
赤
橙
桃
黄
紫
…青ちゃん
紫
ちょっとズレてる
青
っ…ごめん、
紫
いいよ
紫
じゃあもっかいこっから通すよ〜
僕は、あるアイドルグループで活動している。
もともと個人活動をしていた僕を
紫ーくんが誘ってくれた。
活動していて、楽しい。
でも、僕が毎回足引っ張ってる。
どれだけ練習しても、みんなと対等に並べなくて
僕が居たら、迷惑なんじゃないかって。
桃
っはぁ〜…!疲れた〜……
赤
みんなお疲れ〜、
橙
この曲とあともうちょっとで完成やな〜
黄
楽しみですね!
紫
そうだね〜
青
ね、…
桃
そろそろ帰るか〜、
黄
帰りましょうか
青
あ、僕ちょっと残るよ
紫
そう?あんまり無理しないでよ?
青
分かってる、
赤
じゃあ、鍵任せていい?
青
うん、分かった
橙
ほな、お疲れ
赤
お疲れ〜
桃
お疲れ
紫
お疲れ様〜
黄
お疲れ様です
ガチャッ…バタン
青
っはあ……やるか、
それから、約1時間練習した。
青
そろそろ、僕も帰ろっかな…
帰り道、一人歩きながら
青
僕なんかがグループにいていいのかな…
なんてことを考えていた。
青
迷惑だよね……ほんとに……
青
ん、?
スマホの通知が鳴り、開くと
僕以外のメンバーでご飯に行っている写真が上がっていた。
青
…ははっ…やっぱ
青
僕なんて……
Episode1 終