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ヴィネ
鈴のような声で優しく歌う声が聞こえる
謎の少女
ヴィネはクラクラする頭を振りながら 辺りを見渡すと、そこには少女が居た
ヴィネ
少女はこちらを向き、優しい声色で話す
謎の少女
謎の少女
少女はジッとこっちを見て、そう問いかけてくる
ヴィネ
謎の少女
少女は心を見透かすように言う
謎の少女
少女はそう言うと、 再びヴィネに背を向けて歌いだす。
謎の少女
ヴィネ
ヴィネがそう言うと、少女は歌うのをやめる
謎の少女
ヴィネ
ヴィネは海が見える崖に座っている少女に ゆっくりと近づき、隣に腰を下ろす
ヴィネ
謎の少女
少女は一人で納得したようで、 ヴィネのほうを見つめる
謎の少女
少女は立ち上がってヴィネを見下ろす
謎の少女
ヴィネ
ヴィネ
ヴィネは疑心暗鬼になり、 素早く立ち上がって剣を抜こうとする
しかし、少女はヴィネを見つめたまま 動こうとしない
謎の少女
謎の少女
少女はヴィネを見つめたまま首を傾げる
ヴィネ
ヴィネ
謎の少女
少女はそう言ってヴィネを見つめるのをやめ、 崖の下の綺麗な海を見つめる
謎の少女
ヴィネも少女を見つめるのをやめて、 崖の下の綺麗な海を見つめる
ヴィネ
それだけ言って、二人の間には沈黙が流れる
少女は何かを思い出したように後ろに振り向く
謎の少女
少女はそう言って、 崖とは反対の方向に歩いて行く
謎の少女
その言葉に、ヴィネは何も返さなかった
否、何も返せなかった