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私の初恋#4

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私の初恋#4

1 - 私の初恋#4

♥

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2018年10月01日

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私がマックに着くと ユキが入口で待っていた

ここのマックは結構田舎で あまりこの時間はあまり人がいない

ユキ

ミナ

ユキ

急に呼び出したりしてごめんね

ミナ

うんん

ミナ

全然大丈夫だよ

ユキ

とりあえず中入ろっか

ミナ

うん

店内に入ると そこにはけんと、マネージャーのナナコちゃん

そしてなぜかだいき君がいた

ミナ

ユキ…

ミナ

どうゆう事?

ミナ

なんでみんないるの

私は思わず立ち止まってしまった

ユキ

ごめん…

ミナ

帰る

ユキ

ミナ待って

ユキ

こうでもしないと解決しないと思ったから

ユキ

ちょっとだけでも話聞いて

ミナ

ミナ

わかった…

私は嫌がりながらも席に着いた しばらく沈黙が続いた

席の並びは ナナコ だいき けんと ┌───────┐ └───────┘ ユキ 私

だいき君はうつむいて けんとは怒ってるような感じがした ナナコちゃんは泣いていた

私はナナコちゃんが泣いているのに 少し腹がたった 泣きたいのは私の方だと思った

初めに話始めたのはナナコちゃんだった

ナナコ

先輩…

ナナコ

本当にごめんなさい

泣きながら言ったので 半分もちゃんと言えていなかった

ミナ

やっぱり浮気だったんだね…

ユキ

ミナ

ユキ

最後までしっかり聞いてあげて

ナナコちゃんはまた泣きながら

ナナコ

私の不注意からこんなことになってしまって

ナナコ

本当にごめんなさい

不注意という言葉に私は苛立ちを感じた

浮気が不注意なんかで済まされないと思った

ミナ

あなた本当に謝る気ある?

私は苛立ちを抑えきれず 思わず言ってしまった

次に口を開いたのはだいき君だった

だいき

ユキちゃん

だいき

ナナコちゃんは謝らなくてもいいんだ

ミナ

え?

だいき

謝るのは俺の方だ

ミナ

どういう事?

私は疑問を隠せなかった

けんと

俺から話すよ

けんと

俺はナナコを2ケツて家まで送って行ったのは事実で

ミナ

やっぱり浮気じゃない…

けんとの言葉遮って言った

けんと

最後まで聞いて

けんと

送って行ったのには理由があるんだ

ミナ

理由?

ミナ

言い訳なら聞きたくないよ

けんと

言い訳じゃないんだ

けんと

あの日俺は普通に練習していたんだ

けんと

練習最後にミニゲームをしたんだ

※ミニゲーム:バスケのチーム内で行われる短い試合の事

けんと

練習時間も押していて

けんと

マネージャーの子はみんな片付けをしてくれていたんだ

けんと

俺はコートから出そうになったボールを
無理矢理コートに残そうとした時に

けんと

ナナコちゃんとぶつかって足を踏んで怪我をさせてしまった

ミナ

え?

けんと

俺もその時に変に手をついて痛めた

私は机の下を覗き込んで ナナコちゃんの足を見た

ナナコちゃんの足には 歩きにくそうなサポーターがしてあった

ミナ

じゃあ浮気じゃないの?

けんと

違う

ミナ

じゃあだいき君はこの事知らなかったの?

だいき

ごめん…

だいき

知ってた

ミナ

嘘ついたの?

だいき

うん…

だいき

本当にごめん…

ミナ

なんで嘘ついたの?

だいき

実はさ

だいき

だいき

ずっとミナちゃんのことが好きで

だいき

けど

だいき

ミナちゃんにはけんとがいるし

だいき

諦めてた

だいき

けど…

だいき

最近部活でもけんとに負けて

だいき

何もかも上手くいかなくて

だいき

けんとが羨ましくて…

だいき君は泣きながら話した

ミナ

そうだったんだ…

ミナ

でもこの事は謝られたって許さない

だいき

分かってる

だいき

ごめん…

ミナ

本当に分かってるの?

ミナ

だいき君のせいで…

ミナ

だいき君のせいで私たち別れる寸前だったんだよ

けんと

ミナ

けんと

言い過ぎだよ

ミナ

だって…

けんと

だいきだってだいきの気持ちがあるんだから

けんと

もう許してあげたら?

ミナ

そうだけど…

私が言葉に詰まっていると ユキが口を開いた

ユキ

ミナ

ユキ

ミナの気持ちもわかるけど

ユキ

許してあげたら?

ミナ

ユキにはこの気持ち分からそんなこと言えるんだよ

ずっと心配してくれていたユキに 酷いことを言ってしまったと思った

ユキ

ミナ

ユキ

確かに私には分からないかもしれないけど

ユキ

これってだいき君だけのせいかな?

ミナ

どうゆう事?

けんと

俺達も悪いとこがあるんじゃない?

私はわけが分からなかった

ユキ

ユキがちゃんとけんと君に聞いてたらこんな事になってなかったし

ユキ

けんと君がミナに話してたらこんな事にならなかったんじゃない?

ミナ

そうだね…

ミナ

だいき君ごめんね

だいき

謝るのは俺だよ

だいき

本当にごめん

けんと

だいきもういいよ

ミナ

けんと、ユキありがとう

ミナ

大切なこと忘れてた

ミナ

だいき君もありがとう

だいき

ありがとう?

ミナ

だいき君のおかげで大切なこと思い出せたもん

ミナ

ありがとう

ミナ

ナナコちゃん

ミナ

ごめんね

ミナ

疑ったり酷いこと言ったりしちゃったね

ナナコ

私は全然大丈夫です

こうしてハッピーエンド?で話は終わった

正直納得が行かない部分もあるけど

それよりも

今までの関係に戻れた

それで十分だと思った

ご愛読ありがとうございました これで完結です 良ければハート❤お願いします

この話名前は仮名ですが実話です こんなに綺麗事みたいな話 嘘だって思う方もいるかもしれませんね 私達は今年大学生になり 友達に話しても嘘だと言われます笑 今でもけんととは付き合っていて だいき君とユキともよく遊びます 今でも仲がいいです 関係ない話をしてしまいましたが ここまで付き合ってくれて ありがとうございました

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