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高校生になって初めての秋
日差しは暖かいけど
少し冷たくなった風が陽葵の髪を撫でる
東條 陽葵
「ねえ君」
東條 陽葵
「今から学校?」
男たちの問いに、陽葵は頷いた
東條 陽葵
東條 陽葵
「学校サボって俺たちと遊ばない?」
東條 陽葵
早乙女 凪
スマホをカバンから取り出して 文字を打とうとした時
後ろの方から声がした
東條 陽葵
早乙女 凪
東條 陽葵
凪の問いに陽葵は慌てて首を横に振った
凪は男と陽葵の間に入り
男たちを睨んだ
早乙女 凪
「ちっ…男連れかよ」
「行こうぜ」
東條 陽葵
お礼を言おうとメモを打っていると
凪は陽葵の視界に入るように手を伸ばし
それを見た陽葵は、顔を上げて凪を見た
早乙女 凪
東條 陽葵
凪の手話を見て
文字を打つのを辞めた陽葵は
スマホをカバンに入れた
東條 陽葵
早乙女 凪
凪からの誘いに、陽葵は小さく頷いた
東條 陽葵
筧 千佳
東 璃都
筧 千佳
東 璃都
筧 千佳
筧 千佳
筧 千佳
東 璃都
筧 千佳
筧 千佳
東 璃都
筧 千佳
東 璃都
筧 千佳
廊下の方を見る璃都の視線につられて
千佳も廊下の方に視線を送る
筧 千佳
東 璃都
筧 千佳
教室のドアから顔を出した千佳と璃都の 視線の先には
並んで歩く凪と陽葵の姿があった
東條 陽葵
筧 千佳
東 璃都
「何であんな地味な子が凪君と 一緒に来てるわけ?」
「あの子、確か喋れないんじゃなかった?」
「じゃあ何も喋らずに来たってこと?」
「凪君可哀想…」
東條 陽葵
東 璃都
筧 千佳
早乙女 凪
筧 千佳
早乙女 凪
陽葵は千佳の元に駆け寄って抱きついた
東條 陽葵
筧 千佳
東條 陽葵
東 璃都
筧 千佳
東條 陽葵
陽葵はスマホのメモにそう打つと
璃都に画面を見せた
東 璃都
早乙女 凪
東 璃都
筧 千佳
陽葵は凪のあとを追いかけ
凪の袖を引っ張った
早乙女 凪
東條 陽葵
早乙女 凪
凪はそう言って、軽く手を振って
自分の教室に入っていった
筧 千佳
陽葵は笑顔で頷いた
昼休み
陽葵はお弁当、千佳は購買のパンを持って
屋上にやってきた
筧 千佳
陽葵は二回頷いた
東 璃都
筧 千佳
東條 陽葵
東 璃都
東 璃都
早乙女 凪
東條 陽葵
東 璃都
早乙女 凪
東 璃都
璃都の質問に、陽葵は思わず手を止めてしまった
筧 千佳
早乙女 凪
早乙女 凪
筧 千佳
驚いて大きな声を上げた千佳は
思わず陽葵の方を向いた
筧 千佳
お弁当と箸を置いた陽葵は
慌ててスマホに打ち込む
早乙女 凪
凪は文字を打つ陽葵の手を止めた
東條 陽葵
早乙女 凪
東條 陽葵
早乙女 凪
早乙女 凪
東條 陽葵
早乙女 凪
東 璃都
筧 千佳
東條 陽葵
東條 陽葵
早乙女 凪
東條 陽葵
早乙女 凪
東 璃都
早乙女 凪
東 璃都
筧 千佳
早乙女 凪
東 璃都
筧 千佳
東 璃都
陽葵は早乙女の肩を優しく叩いた
早乙女 凪
東 璃都
東條 陽葵
早乙女 凪
東條 陽葵
筧 千佳
早乙女 凪
筧 千佳
筧 千佳
早乙女 凪
東 璃都
筧 千佳
東 璃都
筧 千佳
みんなの様子を見る陽葵は
花のような優しい笑顔を浮かべていた
東條 陽葵
早乙女 凪
筧 千佳
早乙女 凪
筧 千佳
早乙女 凪
東 璃都
東條 陽葵
筧 千佳
早乙女 凪
東 璃都
東條 陽葵
早乙女 凪
筧 千佳
早乙女 凪
早乙女 凪
筧 千佳
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